- 著者 原 浩
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年12月11日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041108543
火喰鳥を、喰う
- 著者 原 浩
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年12月11日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041108543
全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。
選考委員、激賞!令和初の大賞受賞作!
「恐怖と謎がしっかりと絡んでいる。ミステリ&ホラー大賞にふさわしい」――有栖川有栖氏
「謎への引きこみ方が見事。読了後は心地よい酩酊感に襲われました」――辻村深月氏
信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の日記が届いたことだった。久喜家に届けられた日記は、太平洋戦争末期に戦死した雄司の大伯父・久喜貞市の遺品で、そこには異様なほどの生への執着が記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では不可解な出来事が起こり始める。貞市と共に従軍し戦後復員した藤村の家の消失、日記を発見した新聞記者の狂乱、雄司の祖父・保の失踪。さらに日記には、誰も書いた覚えのない文章が出現していた。「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」雄司は妻の夕里子とともに超常現象に造詣のある北斗総一郎に頼ることにするが……。 ミステリ&ホラーが見事に融合した新鋭、衝撃のデビュー作。
「恐怖と謎がしっかりと絡んでいる。ミステリ&ホラー大賞にふさわしい」――有栖川有栖氏
「謎への引きこみ方が見事。読了後は心地よい酩酊感に襲われました」――辻村深月氏
信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の日記が届いたことだった。久喜家に届けられた日記は、太平洋戦争末期に戦死した雄司の大伯父・久喜貞市の遺品で、そこには異様なほどの生への執着が記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では不可解な出来事が起こり始める。貞市と共に従軍し戦後復員した藤村の家の消失、日記を発見した新聞記者の狂乱、雄司の祖父・保の失踪。さらに日記には、誰も書いた覚えのない文章が出現していた。「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」雄司は妻の夕里子とともに超常現象に造詣のある北斗総一郎に頼ることにするが……。 ミステリ&ホラーが見事に融合した新鋭、衝撃のデビュー作。
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「火喰鳥を、喰う」感想・レビュー
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毎年楽しみにしている横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作ということで読みました。雰囲気も内容も好い感じですが、怖さがあまりなく、過去の大賞受賞作と比べるとかなり物足りない。本賞は、レベルが高くないと受賞 …続きを読む2021年01月25日222人がナイス!しています
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「お前の死は私の生なんだ」なんてこと…残酷な言葉だ。私はいったい何処へ?気になって先を急ぐ。すれ違い歪む時空。どちらが本当の世界?多分どちらも真実で、どちらもここには無いのだろう。何となくモヤモヤが残 …続きを読む2020年12月28日178人がナイス!しています
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第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作。 墓石が何者かによって破損させられた事。 70年前戦死した大叔父が戦地に遺した日記が届くという事。 2つの出来事がどうなっていくのか?わからない状態で読み進 …続きを読む2021年01月10日86人がナイス!しています