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掲載開始日 2020年01月11日

宮部みゆきの「三島屋」シリーズ、待望の新連載スタート!小池真理子の幻想小説や長岡弘樹の医療小説新連載も。読切は今年初笑いの奥田英朗と山本一力の人情もの。表紙は山田涼介。「小説 野性時代」2月号発売!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は月刊文芸小説誌『小説 野性時代』2020年2月号(No.195)を2020年1月11日(土)より発売いたしました。



◆ニュース
1.【新連載】語って語り捨て、聞いて聞き捨て――大人気「三島屋」シリーズ、待望の新作!
○宮部みゆき「火焔太鼓 三島屋変調百物語七之続」
富次郎の待つ黒白(こくびゃく)の間にやって来た美丈夫の勤番武士。
幼い頃、国許にはどれほどの大火事であってもたちまち鎮火するという〈太鼓火消し〉がいたと語り始め――。
これまでの巻で語られた妖しいお語や登場人物の紹介を軸に、シリーズの魅力を徹底解説した、新連載記念特集「“黒白の間”からの招待状」も必読!

※KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」では本作の試し読みも公開中!
https://kadobun.jp/trial/yasei/5dknm2ky0eck.html





2.【新連載】幻想怪奇小説の名手による、甘美で妖しい予感に包まれたゴーストストーリー
○小池真理子「アナベル・リイ」
ある晩バーで出会った、甘やかで魅惑的な女・千佳代。
私はその“亡霊 ” から、40年経った今も、逃れることができないのだ――。

※KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」では本作の試し読みも近日公開!
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3.【新連載】兄妹を待つ苛酷な試練と数々の謎――大病院を舞台にした緊迫の医療ミステリ開幕!
○長岡弘樹「死人の家」
仕事への情熱を失い、酒浸りになっていた天才外科医。
ようやく現場復帰を果たした先に待ち受けていた患者は……

※KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」では本作の試し読みも近日公開!
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4.【読切】トンデモ市民が大暴走! 奥田節炸裂のユーモアに笑って泣ける短編!
○奥田英朗「風船に乗って」
納税計画を聞けなければ、今日こそ財産を差し押さえます――
迫る市役所職員に、滞納続きの問題市民が明かした突拍子もないアイデアとは?

5.【読切】知恵と人情で謎を解く、人気シリーズ第4弾!
○山本一力「上は来ず 長兵衛天眼帳」
ひいきの芸者・純弥にカネを惜しまず、さりとて旦那風を吹かせない長兵衛に誰もが一目置いていた。そんなとき、純弥から手紙が送られてきて……


◆おすすめ連載
○綾辻行人「Another 2001」(最終回)
この記憶も、この痛みも、いつか消えてしまう日が来るのだろうか――
辿り着いた病室の先で、想と鳴が向き合った真実とは。
大人気青春ホラー、5年にわたる連載がついに最終回!

○神永 学「心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言」(最終回)
大雨のペンションに閉じ込められた八雲たちの周りで、次々と殺人が起こる――予言をめぐる悲劇はクライマックスへ。
明らかになったのは哀しい真実だった……

○畠中 恵「悪人月草」(最終回)
山越の跡目争いで揺れる両国で、またもや騒ぎが勃発。不穏な噂が囁かれ始めた月草とお華は、真相を探るため立ち上がる――。
“まことの華姫”シリーズ、波乱万丈の第二期が最終回!

○楡 周平「ヘルメースの審判」(最終回)
賢太がニシハマを去って5年。未だ引き取り手のいないLNG事業に、差し伸べられた救いの手は――。
日本の企業会社が抱える闇を真正面から描き切った意欲作、堂々の完結!


『小説 野性時代 第195号 2020年2月号』
定価: 880円(本体800円+税)
発売日:2020年01月11日
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321901000096/