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掲載開始日 2018年02月09日

角川新書2月の新刊! 五木流生き方の原点にして集大成『デラシネの時代』(五木寛之)、日本と世界の関わりで平成を読み解く『池上彰の世界から見る平成史』(池上彰)など計6作品

このたび、株式会社KADOKAWAより、角川新書2018年2月の新刊計6作品を発売いたします。『大河の一滴』『下山の思想』などに続く、五木哲学の集大成! 漂流者(デラシネ)をキーワードに、不安な現代を生き抜くヒントを提示する『デラシネの時代』(五木寛之)、ほぼ30年で終りを迎えることになった、平成という時代を解説した『池上彰の世界から見る平成史』(池上彰)などが登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
★最新情報を発信中! 角川新書公式サイト:http://shinsho.kadokawa.jp/
角川新書公式Twitter:@kadokawashinsho


[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/4149_1.jpg ]


発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判  ※地域により発売日が前後する場合があります。

【各作品概要】 





■『デラシネの時代』
社会に根差していた当たり前が日々変わる時代に生きる私たちに必要なのは、自らを「デラシネ」――根なし草として社会に漂流する存在である――と自覚することではないか。五木流生き方の原点にして集大成。


[著者プロフィール]  五木寛之(いつき・ひろゆき)
作家。1932年福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮半島にわたり、47年に引き揚げる。52年早稲田大学第一文学部露文科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年に『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年に『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年に『青春の門』(筑豊編ほか)で吉川英治文学賞を受賞。また英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年に菊池寛賞を受賞。10年に刊行された『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞。

発売日:2月10日(土)/ 定価:本体800円+税 / 頁数:256ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321406000117/






■『池上彰の世界から見る平成史』
平成時代が30年で終わりを迎える。平成のスタートは、東西冷戦終結とも重なり、新たな世界と歩みを同じくした時代だ。日本の大きな分岐点となった激動の平成時代を世界との関わりから池上彰が読み解く。


[著者プロフィール] 池上彰(いけがみ・あきら)
1950年生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学などでも講義を担当。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年に独立。いまさら聞けないニュースの基本と本質をズバリ解説。大ヒットとなった角川新書「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ、角川文庫『池上彰の「経済学」講義(歴史編・ニュース編)』、単行本『池上彰が読む「イスラム」世界』、『池上彰とホセ・ムヒカが語り合った ほんとうの豊かさって何ですか?』、『池上彰とメ~テレが真剣に考える 南海トラフ巨大地震から命を守れ!』(いずれもKADOKAWA)など著書多数。

発売日:2月17日(土)/ 定価:本体820円+税 / 頁数:192ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321705000024/







■『私物化される国家 支配と服従の日本政治』
主権者である国民を服従させることをもって政治と考える権力者が、グローバル社会の中で主導権を持つようになっている。「国家の私物化」が横行するのはなぜか。現代日本政治、安倍政権に焦点を置いて論考していく。


[著者プロフィール]  中野晃一(なかの・こういち)
1970年生まれ。東京大学文学部哲学科、英国オックスフォード大学哲学・政治コース卒業。米国プリンストン大学で博士号(政治学)を取得。上智大学国際教養学部教授。現在は学部長。専門は比較政治学、日本政治、政治思想。主な著書に『右傾化する日本政治』(岩波新書)、『つながり、変える 私たちの立憲政治』(大月書店)、『戦後日本の国家保守主義 内務・自治官僚の軌跡』(岩波書店)、『ガチで立憲民主主義 壊れた日本はつくり直せる』(共著・集英社インターナショナル)、『街場の憂国会議 日本はこれからどうなるのか』(共著・晶文社)ほか。

発売日:2月10日(土)/ 定価:本体820円+税 / 頁数:248ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321601000754/






■『世界一孤独な日本のオジサン』
日本のオジサンは世界で一番孤独――。人々の精神や肉体を蝕む「孤独」はこの国の最も深刻な病の一つとなった。現状やその背景を探りつつ、大きな原因である「コミュ力の“貧困”」への対策を紹介する。


[著者プロフィール]  岡本順子(おかもと・じゅんこ)
コミュニケーション・ストラテジスト、「オジサン」(の孤独)研究家。企業やビジネスプロフェッショナルの「コミュ力」強化を支援するスペシャリスト。グローバルな最先端ノウハウやスキルをもとにしたリーダーシップ人材育成・研修、企業PRのコンサルティングを手がける。これまでに1000人近い社長、企業幹部のプレゼン・スピーチなどのコミュニケーションコーチングを手がけ、「オジサン」観察に励む。その経験をもとに、「オジサン」の「コミュ力」改善や「孤独にならない生き方」探求をライフワークとする。読売新聞経済部記者、株式会社電通パブリックリレーションズコンサルタントを経て、株式会社グローコム(http://www.glocomm.co.jp/)代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、英ケンブリッジ大学大学院国際関係学修士、元・米MIT(マサチューセッツ工科大学)比較メディア学客員研究員。

発売日:2月10日(土)/ 定価:本体820円+税 / 頁数:224ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000059/





■『目的なき人生を生きる』
死ぬまで競争? 勘弁して欲しい。それでも世間は「目的を持て!」と、とかくやかましい。そこで、倫理学者が反倫理を真面目に考えた。「人生に目的はない」と『小さな倫理学』を唱える著者が贈る、解放の倫理学。


[著者プロフィール]  山内志朗(やまうち・しろう)
1957年生まれ。山形県出身。慶應義塾大学文学部教授。東京大学大学院博士課程単位取得退学。新潟大学人文学部教授を経て現在に至る。専門は中世哲学だが、現代思想、現代社会論、コミュニケーション論、身体論、修験道、ミイラなどについても幅広く研究・発表している。主な著書に『普遍論争――近代の源流としての』(平凡社ライブラリー)、『天使の記号学』(岩波書店)、『「誤読」の哲学――ドゥルーズ、フーコーから中世哲学へ』(青土社)、『小さな倫理学入門』(慶應義塾大学出版会)、『湯殿山の哲学――修験と花と存在と』(ぷねうま舎)など多数。

発売日:2月10日(土)/ 定価:本体820円+税 / 頁数:264ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321611000123/





■『運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ』
人生において大事なもの、それは才能:努力:運=1:2:7くらい。7割を占める「運」、実のところ運とは人柄なのだ。運と言われる事のほとんどは、実は人間関係によるもの。数多くの漫画家を見てきた著者が語る。


[著者プロフィール]  鍋島雅治(なべしま・まさはる)
漫画原作者、作家。1963年、長崎県生まれ。長崎県立佐世保商業高等学校、中央大学文学部卒業。スタジオ・シップ勤務後に漫画原作者として活躍。代表作に『築地魚河岸三代目』(小学館)、『東京地検特捜部長・鬼島平八郎』(日本文芸社のち小池書院)、『火災調査官 紅蓮次郎』(日本文芸社)。現在は東京工芸大学芸術学部マンガ学科の非常勤講師なども務める。

発売日:2月10日(土)/ 定価:本体860円+税 / 頁数:224ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321705000021/