戦後八十年 還って来なかった兵たちの絶唱

戦後八十年 還って来なかった兵たちの絶唱

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年09月25日
判型:
四六判
ページ数:
192
ISBN:
9784048846660

戦後八十年 還って来なかった兵たちの絶唱

  • 著者 栗林 浩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年09月25日
判型:
四六判
ページ数:
192
ISBN:
9784048846660

戦場で散った兵士たちの絶唱を読む――注目連載の書籍化

靖国で会う嬉しさや今朝の空――古野繁実 中尉
大君のみ為に死ねと言ひし母強し――山田 勇 少尉
出で立つや心もすがしるりの色――亥角泰彦 少尉
緑蔭より銃眼嚇と吾を狙ふ――平松小いとゞ
征く人の母は埋れぬ日の丸に――井上白文地
雪の上にうつぶす敵屍銅貨散り――長谷川素逝
千人針はづして母よ湯が熱き――片山桃史

***********************************************************************

戦後八十年になる。日本は稀有に長い平和な日々を楽しんでいる。
世界に向ければ、大きな戦争や紛争が起きていて、それを他人事のように見ていやしまいか。
この時機に、戦場から還って来られなかった兵士たちの絶唱にも似た俳句を読み、
当時の状況を再認識したいと思った。
――著者「はじめに」より

装丁:高林昭太
靖国で会う嬉しさや今朝の空――古野繁実 中尉
大君のみ為に死ねと言ひし母強し――山田 勇 少尉
出で立つや心もすがしるりの色――亥角泰彦 少尉
緑蔭より銃眼嚇と吾を狙ふ――平松小いとゞ
征く人の母は埋れぬ日の丸に――井上白文地
雪の上にうつぶす敵屍銅貨散り――長谷川素逝
千人針はづして母よ湯が熱き――片山桃史

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戦後八十年になる。日本は稀有に長い平和な日々を楽しんでいる。
世界に向ければ、大きな戦争や紛争が起きていて、それを他人事のように見ていやしまいか。
この時機に、戦場から還って来られなかった兵士たちの絶唱にも似た俳句を読み、
当時の状況を再認識したいと思った。
――著者「はじめに」より

装丁:高林昭太

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

靖国で会う嬉しさや今朝の空――古野繁実 中尉
大君のみ為に死ねと言ひし母強し――山田 勇 少尉
出で立つや心もすがしるりの色――亥角泰彦 少尉
緑蔭より銃眼嚇と吾を狙ふ――平松小いとゞ
征く人の母は埋れぬ日の丸に――井上白文地
雪の上にうつぶす敵屍銅貨散り――長谷川素逝
千人針はづして母よ湯が熱き――片山桃史

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戦後八十年になる。日本は稀有に長い平和な日々を楽しんでいる。
世界に向ければ、大きな戦争や紛争が起きていて、それを他人事のように見ていやしまいか。
この時機に、戦場から還って来られなかった兵士たちの絶唱にも似た俳句を読み、
当時の状況を再認識したいと思った。
――著者「はじめに」より

装丁:高林昭太

「戦後八十年 還って来なかった兵たちの絶唱」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 俳句に興味や関心が薄いため、十分理解できなかったが特攻兵が辞世の句として何か残したかった気持ちはよくわかる。シベリア抑留者にとって俳句が望郷の念や帰国への希望、日本語を忘れないため機能したうえ、俳句の 俳句に興味や関心が薄いため、十分理解できなかったが特攻兵が辞世の句として何か残したかった気持ちはよくわかる。シベリア抑留者にとって俳句が望郷の念や帰国への希望、日本語を忘れないため機能したうえ、俳句の会が厳しい抑留生活の癒しにもなっていた。北溟子が遺児に残した遺書「最後に勝つものは道義であり、誠であり、まごころである。人間は結局自分一人の他に頼るべきものが無い」という言葉には強く心を打たれた。道徳でなく道義という言葉の意味を深く考察した点も興味深い。瀬島龍三が割と好意的に描かれていたことだけは意外だった。 …続きを読む
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