放課後、レンズ越しの君と

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年11月06日
判型:
四六判
ページ数:
264
ISBN:
9784048116077

放課後、レンズ越しの君と

  • 著者 麻沢 奏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年11月06日
判型:
四六判
ページ数:
264
ISBN:
9784048116077

あの日の写真に映し出された、本当の気持ち――。

しっかり者で正義感の強い羽澄は、父が亡くなって以来、母に心配をかけることをやめると誓った。中学時代に打ち込んでいたバレー部では、先輩から先生に告げ口をしたという濡れ衣を着せられてしまい、人間不信に陥る。なかなか人に心を開けない彼女は、高校で転校したことを機に、クラスになじもうとするも、やっぱりうまくいかない。そんな香澄に、サバサバした美人の藍田が声をかけてくる。「先生から仲良くしてくれって言われたから、声をかけた」と言い切る藍田に唖然とするものの、表面的にうまくやればいいやと割り切ってつきあう。そんなある日、小学校時代に引っ越しで別れた幼馴染の深町君と再会し、動揺する。離婚して離れて暮らしているものの、カメラマンである父を心から尊敬している深町君は、昔と変わらずカメラを構えていた。藍田に強引に誘われ、写真部に入部するはめになった香澄は、深町君に教えてもらって写真を撮る楽しさに目覚めていく……。
しっかり者で正義感の強い羽澄は、父が亡くなって以来、母に心配をかけることをやめると誓った。中学時代に打ち込んでいたバレー部では、先輩から先生に告げ口をしたという濡れ衣を着せられてしまい、人間不信に陥る。なかなか人に心を開けない彼女は、高校で転校したことを機に、クラスになじもうとするも、やっぱりうまくいかない。そんな香澄に、サバサバした美人の藍田が声をかけてくる。「先生から仲良くしてくれって言われたから、声をかけた」と言い切る藍田に唖然とするものの、表面的にうまくやればいいやと割り切ってつきあう。そんなある日、小学校時代に引っ越しで別れた幼馴染の深町君と再会し、動揺する。離婚して離れて暮らしているものの、カメラマンである父を心から尊敬している深町君は、昔と変わらずカメラを構えていた。藍田に強引に誘われ、写真部に入部するはめになった香澄は、深町君に教えてもらって写真を撮る楽しさに目覚めていく……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

目次

放課後、レンズ越しの君と
あとがき

「放課後、レンズ越しの君と」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 高校の写真部を舞台にした青春小説。体育系の青春も良いけど文化系の青春も良いですね。写真とは“自分自身を映し出す鏡”、良い言葉だと思いました😌 高校の写真部を舞台にした青春小説。体育系の青春も良いけど文化系の青春も良いですね。写真とは“自分自身を映し出す鏡”、良い言葉だと思いました😌
    PEN-F
    2025年11月23日
    32人がナイス!しています
  • エモいってまさにこういう作品のことを言うのだろうなと読み進めながらにっこり。人間不信気味だった羽澄が少しずつアキくんに心を開いていく様子にきゅんきゅんさせられた。『サイレント失恋』というワードが好き。 エモいってまさにこういう作品のことを言うのだろうなと読み進めながらにっこり。人間不信気味だった羽澄が少しずつアキくんに心を開いていく様子にきゅんきゅんさせられた。『サイレント失恋』というワードが好き。まさに現代の苦悩が書かれていたのは『SNS問題』。ボタンひとつで真意でないことも簡単に他者へ広められてしまうことができる怖い時代だなぁと改めて考えさせられた。羽澄のまわりには素敵な人たちがいてよかったとほっとした。彼女の勘違いもきっとそうなのだろうなと思っていたけど、最後までときめきながら見守ることができた。 …続きを読む
    なにがし
    2025年11月12日
    1人がナイス!しています

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