パーフェクトワールド

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年07月25日
判型:
四六判
ページ数:
140
ISBN:
9784048846578

パーフェクトワールド

  • 著者 田中 翠香
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年07月25日
判型:
四六判
ページ数:
140
ISBN:
9784048846578

2020年角川短歌賞受賞の著者による奇想天外な第1歌集。

作者は何と不可思議な短歌観を持っているのだろう。紛争の絶えない世界を背景にモノガタリのような歌集が生れた。(池田はるみ)
〈わたし〉は遍在する。それゆえ作者の歌をこの世にあらしめる。素敵なことではないか。「光射す海」を読んだ頃のリアルは、大きな物語の一章でしかなかったらしい。(松平盟子)
「ついて来ている?」と、翠香さんは振り向く。「大丈夫!」と答えながら、魅力あふれるダンジョンのような歌集を、わくわくと駆け抜けてゆく。(天野慶)
傷跡だらけの世界にも美しさを諦められないのが人間なのだとすれば、それはなんと愛すべき性であろうか。なんとうれしい性であろうか。(挿元おみそ)
作者は何と不可思議な短歌観を持っているのだろう。紛争の絶えない世界を背景にモノガタリのような歌集が生れた。(池田はるみ)
〈わたし〉は遍在する。それゆえ作者の歌をこの世にあらしめる。素敵なことではないか。「光射す海」を読んだ頃のリアルは、大きな物語の一章でしかなかったらしい。(松平盟子)
「ついて来ている?」と、翠香さんは振り向く。「大丈夫!」と答えながら、魅力あふれるダンジョンのような歌集を、わくわくと駆け抜けてゆく。(天野慶)
傷跡だらけの世界にも美しさを諦められないのが人間なのだとすれば、それはなんと愛すべき性であろうか。なんとうれしい性であろうか。(挿元おみそ)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

雪屋敷千紘歌集『私の知る海賊たち』夏編より「大いなる肋骨」
北極星
『私の知る海賊たち』からの抜粋 前編
王城とその周辺
『私の知る海賊たち』からの抜粋 後編
花の境界
パーフェクトワールド

「パーフェクトワールド」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 冒頭部の一連は雅楽部?と就活の交差する、ちょっと独特な日常感がある。それ以降は、紛争地や命のことを詠んだ短歌たち。一人ひとりそれぞれの人生があって、名前を持った人間なのに、その全部を知ることなんかもち 冒頭部の一連は雅楽部?と就活の交差する、ちょっと独特な日常感がある。それ以降は、紛争地や命のことを詠んだ短歌たち。一人ひとりそれぞれの人生があって、名前を持った人間なのに、その全部を知ることなんかもちろんできなくて、それぞれの人生はその人の選択やあるいは国情や偶然で選ばれた結果のものなんだけど、ふとそんなことに思いを馳せる、無理やりまとめればそういう歌集 …続きを読む
    ぽん
    2025年10月19日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品