さよなら、英雄になった旦那様 ~ただ祈るだけの役立たずな妻のはずでしたが……~1

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年10月24日
判型:
B6判
ページ数:
324
ISBN:
9784046849939
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さよなら、英雄になった旦那様 ~ただ祈るだけの役立たずな妻のはずでしたが……~1

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年10月24日
判型:
B6判
ページ数:
324
ISBN:
9784046849939

これは、人々の祈りが奇跡となって、その優しさで世界を照らす物語。

不死魔獣との苛烈な戦場で、聖剣を手にし、聖騎士として覚醒したエリオット。王国の英雄となって帰還した彼が妻フローラに突きつけたのは――離縁状だった。
「戦場でそばに寄り添い、支え続けてくれた聖女を愛してしまった」
そう告げる夫の言葉に、フローラはただ静かに離縁を受け入れる。安全な王都でただ祈ることしかできなかった自分には、彼の隣に立つ資格などなかったのかもしれないと思って。そうして彼女は王都を去ったのだった。
だが、その日を境にエリオットの聖剣は陰りを見せ始めて――。
一方、すべてを失ったフローラは、旅の中で一風変わった人々と出会い、自分の居場所を見つけ始める。やがて彼女の祈りは、女神の加護をいただく祝福となり、仲間を護る奇跡となってゆく。
不死魔獣との苛烈な戦場で、聖剣を手にし、聖騎士として覚醒したエリオット。王国の英雄となって帰還した彼が妻フローラに突きつけたのは――離縁状だった。
「戦場でそばに寄り添い、支え続けてくれた聖女を愛してしまった」
そう告げる夫の言葉に、フローラはただ静かに離縁を受け入れる。安全な王都でただ祈ることしかできなかった自分には、彼の隣に立つ資格などなかったのかもしれないと思って。そうして彼女は王都を去ったのだった。
だが、その日を境にエリオットの聖剣は陰りを見せ始めて――。
一方、すべてを失ったフローラは、旅の中で一風変わった人々と出会い、自分の居場所を見つけ始める。やがて彼女の祈りは、女神の加護をいただく祝福となり、仲間を護る奇跡となってゆく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章  凱旋と離別
第二章  鍛冶職人の村
第三章  毀れる刃
第四章  旅支度
第五章  武器商人
第六章  隠れ郷
第七章  恥さらしの義勇
第八章  形の無い祈り
第九章  灯る光、伸びる影
第十章  北部掃討作戦
第十一章 王都の斜陽
第十二章 神鳴り
第十三章 歪むもの

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  • 苛烈な戦場で聖剣を得て聖騎士として覚醒したエリオット。王国の英雄となって帰還した彼から妻フローラが離縁状を突きつけられるファンタジー。王都でただ祈ることしかできず、夫と聖女の関係を風の噂で聞いていたこ 苛烈な戦場で聖剣を得て聖騎士として覚醒したエリオット。王国の英雄となって帰還した彼から妻フローラが離縁状を突きつけられるファンタジー。王都でただ祈ることしかできず、夫と聖女の関係を風の噂で聞いていたこともあり、ただ静かに離縁を受け入れ王都を去ったフローラ。しかしその日を境にエリオットの聖剣は陰りを見せていく展開で、旅の中で自分の居場所を見つけ始めたフローラの周囲で起こる奇跡を思えば、あざとく怠惰な構ってちゃんに勘違いしてしまった元夫の自業自得ですね…フローラを貶める陰謀もあって今後の展開が気になりますね。 …続きを読む
    よっち
    2025年11月12日
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  • 不死魔獣討伐へと赴いた夫エリオットの無事を女神に祈り続けたフローラ。聖剣を手にして聖騎士となって帰還した夫に離縁されたことから始まるファンタジー。思い立って鍛冶師の隠れ里に赴いたことから、そこで出会っ 不死魔獣討伐へと赴いた夫エリオットの無事を女神に祈り続けたフローラ。聖剣を手にして聖騎士となって帰還した夫に離縁されたことから始まるファンタジー。思い立って鍛冶師の隠れ里に赴いたことから、そこで出会った複雑な生い立ちのギルバートらとともに旅を始めるのは興味深い。一方、別れた夫は戦地でくっついた聖女と結婚するも王国を揺るがす陰謀に利用されるだけでなく、聖剣の力も失うなどかなり前途多難。複数の勢力がフローラを追う中で、ギルバートの持つ戦斧にも変化が現れるのだが、一行を待ち受けるのは果たして。次巻が楽しみ。 …続きを読む
    nishiyan
    2025年11月06日
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  • とっても面白かった。追放ざまぁ系の女性向けの作品はこれまであまり読んでこなかったので、男性向けのそれと比較するといろいろ違うので読んでいて楽しかったですね。ネタバレになるので多少ぼかして書きますが、聖 とっても面白かった。追放ざまぁ系の女性向けの作品はこれまであまり読んでこなかったので、男性向けのそれと比較するといろいろ違うので読んでいて楽しかったですね。ネタバレになるので多少ぼかして書きますが、聖女というのはその性格上発見に至るまでにある程度のわかりにくさがあるように思えるので、そういう意味でも本作はうまく描けていたと思います。とは言えもっと大きな陰謀の匂いもしますので、今後話がどこまで広がっていくか、続きが楽しみです。 …続きを読む
    尚侍
    2025年11月09日
    7人がナイス!しています

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