平安後宮の鬼食い姫 黒弾正と内裏の鬼

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年10月24日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041164358
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平安後宮の鬼食い姫 黒弾正と内裏の鬼

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年10月24日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041164358

内裏で起こる奇怪な事件、この〈舌〉で解き明かします!? 平安謎解き物語

平安時代、貧乏貴族の娘である明乃(あけの)は、ある日突然、父から「鬼になってくれ」と頼まれる。
鬼とは、宮中で高貴な人々の食事を前もって毒見するお役目である〈鬼食い〉のこと。
父の懇願と、美味しいものが食べられるという誘惑につられ承諾した明乃は、女房として内裏に出仕することに。
そして明乃には、幼い頃にお日さまの実――橘の実をくれた光の君こと晴久(はるひさ)親王に再会し、お礼を伝えたいという密かな願いがあった。

だがいざやってきた宮中では不穏な事件が続発しており、文武に秀で、怜悧だが厳格な黒ずくめの青年・黒弾正こと源蘇芳(みなもとのすおう)が内裏の「鬼」の正体を追っていた。
明乃は、貧しいがゆえに逆に研ぎ澄まされた味覚と食の知識を活かし、彼と共に事件の真相を解き明かしていくことに……!?


第10回 角川文庫キャラクター小説大賞 〈優秀賞〉&〈読者賞〉W受賞作!
平安時代、貧乏貴族の娘である明乃(あけの)は、ある日突然、父から「鬼になってくれ」と頼まれる。
鬼とは、宮中で高貴な人々の食事を前もって毒見するお役目である〈鬼食い〉のこと。
父の懇願と、美味しいものが食べられるという誘惑につられ承諾した明乃は、女房として内裏に出仕することに。
そして明乃には、幼い頃にお日さまの実――橘の実をくれた光の君こと晴久(はるひさ)親王に再会し、お礼を伝えたいという密かな願いがあった。

だがいざやってきた宮中では不穏な事件が続発しており、文武に秀で、怜悧だが厳格な黒ずくめの青年・黒弾正こと源蘇芳(みなもとのすおう)が内裏の「鬼」の正体を追っていた。
明乃は、貧しいがゆえに逆に研ぎ澄まされた味覚と食の知識を活かし、彼と共に事件の真相を解き明かしていくことに……!?


第10回 角川文庫キャラクター小説大賞 〈優秀賞〉&〈読者賞〉W受賞作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

序 始マリノコト
其の壱 鬼食イ姫、地獄ニ降リ立ツコト
其の弐 内裏ニ骸転ガルコト
其の参 宴ノ松原ニテ、死者ト邂逅セシコト
其の肆 呪ワレシ中宮ノコト
終 コレカラノコト

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