- 著者 片島 麦子
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2025年08月04日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041163351
ギプス
- 著者 片島 麦子
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2025年08月04日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041163351
心のギプスは、いつか外せる。大切な存在を見失わなければ。
------
人は他人を完全に理解することなどできない。でも、あなたの傷が癒えるまで守ることはできる。
心のギプスを求めるあなたへの物語。
――あさのあつこ
滑稽で醜い、むきだしの自分も、悪いものじゃない。
そう心から感じさせてくれる物語に、初めて会いました。
――彩瀬まる
------
間宮朔子はすべてをあきらめている。
「若い女の子」の役割をまっとうするだけの職場、善良だが気が合わない実家の家族、なにより、なんの魅力もとりえもない自分のことを。
無難にやり過ごしていた日常に飛び込んできたのは、中学の同級生・あさひの姉を名乗る女性だった。
あさひがいなくなったので一緒に捜してほしいという。
親友だったはずの彼女とは、ずっと連絡をとっていない。
裏切られて、早く忘れてしまいたいのに、ふと思い浮かべてしまう存在――それがあさひだ。
人は他人を完全に理解することなどできない。でも、あなたの傷が癒えるまで守ることはできる。
心のギプスを求めるあなたへの物語。
――あさのあつこ
滑稽で醜い、むきだしの自分も、悪いものじゃない。
そう心から感じさせてくれる物語に、初めて会いました。
――彩瀬まる
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間宮朔子はすべてをあきらめている。
「若い女の子」の役割をまっとうするだけの職場、善良だが気が合わない実家の家族、なにより、なんの魅力もとりえもない自分のことを。
無難にやり過ごしていた日常に飛び込んできたのは、中学の同級生・あさひの姉を名乗る女性だった。
あさひがいなくなったので一緒に捜してほしいという。
親友だったはずの彼女とは、ずっと連絡をとっていない。
裏切られて、早く忘れてしまいたいのに、ふと思い浮かべてしまう存在――それがあさひだ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
書評【評者:瀧井朝世さん】
著者より

ギプス が含まれている特集
「ギプス」感想・レビュー
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書店で気になり、図書館に予約して読みました。片島 麦子、初読です。 本書は、シスターフッド・ギプス青春譚群像劇の佳作でした。どちらかと言うと女性向の作品です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/32250200 …続きを読む2025年10月19日180人がナイス!しています
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物をはっきり言う登場人物がおおかったな。ややこしや、ややこしや。ややこしくしているのは、相手を思いやっているつもりの自己保身かな。2025年11月16日78人がナイス!しています
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似たような物語を読んだことがあるような気がします。それでも、この物語が好きです。終盤まで、突き放すような冷たさを感じていました。これも、嫌いじゃない感覚です。でも、終盤の360度見渡す限り太陽の日差しを …続きを読む2025年10月21日75人がナイス!しています



