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私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。
収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、
その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。
なぜこのようなものを発表するに至ったのか。
その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。
それをどうかあなたに語らせてほしい。
私はある人物を探している。
その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。
※単行本とは内容が異なります。ご了承ください。
私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。
収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、
その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。
なぜこのようなものを発表するに至ったのか。
その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。
それをどうかあなたに語らせてほしい。
私はある人物を探している。
その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。
※単行本とは内容が異なります。ご了承ください。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
文庫版 近畿地方のある場所について が含まれている特集
「文庫版 近畿地方のある場所について」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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#読了 【日本の夏は、やっぱり怪談】多くは書けないが、テラーとしての背筋氏と深入りしすぎた新人・小沢くんが退場し、代わりの語り手としてベテラン出版人の「小澤」と友人の女性編集者「瀬野」を主軸とした『物語
#読了 【日本の夏は、やっぱり怪談】多くは書けないが、テラーとしての背筋氏と深入りしすぎた新人・小沢くんが退場し、代わりの語り手としてベテラン出版人の「小澤」と友人の女性編集者「瀬野」を主軸とした『物語』に割としっかり成型されている(「序盤」は大筋で同じだが、開示される情報が大幅に増えてほぼ全面的な改稿と言っていいだろう)。単刊版で「カルト教団潜入レポ」後入院中、のまま浮いてうっちゃられていた女性記者をヒロインに引っ張ってきた、という整理でいいのだろうか。
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299人がナイス!しています
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起こる怪異はカクヨム版と単行本版と変わりないも、ストーリーテラーが変更されていた。それに伴い、「何故、一連の怪異の話を公表するのか」という部分の背景も改変。特に赤い女の過去にスポットが当たっていた。文
起こる怪異はカクヨム版と単行本版と変わりないも、ストーリーテラーが変更されていた。それに伴い、「何故、一連の怪異の話を公表するのか」という部分の背景も改変。特に赤い女の過去にスポットが当たっていた。文庫本はホラーというよりもヒューマンドラマといった所か。それも怖い話ではなく悲しく切ない話。赤い女にも悲しい過去が!そういう話を好むなら文庫本版もおすすめ。追加の怪談やマサルの話をもっと読みたいんだよ!という人には物足りないかもしれない。★★★☆☆
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163人がナイス!しています
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先日読んだ朝宮さんの「怖い話名著88」で背筋さんと対談をしていたのを読んでこの作者のかなり読まれている2冊の本を読んでみようと思い手に取りました。三津田さんと澤村さんの作品はかなり読んでいて怖さもそれ
先日読んだ朝宮さんの「怖い話名著88」で背筋さんと対談をしていたのを読んでこの作者のかなり読まれている2冊の本を読んでみようと思い手に取りました。三津田さんと澤村さんの作品はかなり読んでいて怖さもそれなりにありましたが、この作者さんのこの本もドキュメンタリーな感じですが期待にたがわず、かなり近畿地方の●●●●●というところが怖いところであるという感じを持たせてくれます。袋とじがついていておまけのような感じです。
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