- 著者 トイ・ヨウ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年06月12日
- 判型:
- B6判
- ページ数:
- 218
- ISBN:
- 9784047384262
多聞さんのおかしなともだち 下
- 著者 トイ・ヨウ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年06月12日
- 判型:
- B6判
- ページ数:
- 218
- ISBN:
- 9784047384262
「ーーなあ、ほんまに誰かそこで、わたしの話、聞いてくれてたりする…?」
ーー名前を忘れてしまった多聞(たもん)の友達。
話し相手になってと頼んできたのに、
わたしにばかり質問してくるきみにーー…
ずっと会いたかったような……
こんな気持ちになるのは、なんでなんやろう。
★
他の人には見えない、人ならざるものとの会話を楽しむ、妙な大人、“多聞”。
そして、二人の女と暮らしている子、“内日(うつい)さん”と、自分の名前を忘れてしまった不思議な仔、“多聞の友達”。
女性同士の恋愛を友情と呼ばれ、なかったことにされてきた親達と、本当のことをまだ話せないでいる、わたし達。
時代を超え、国境を越え、どこかにいて、どこかにいた、三人だったり四人だったり、恋人だったり家族だったりする、さまざまなセクシュアル・マイノリティの親子達。
人と人が、普通で、時には最悪で、でもハッピーで、退屈でありきたりな毎日の話を、誰にどんなふうに話せばいいのかわからないと思っていた話を、語り合う。
恋愛をする人も、しない人も、わからない人も、決めてしまいたくはない人も、ただ覚えていてほしい、忘れないでほしい、ひと夏の大阪の物語。
●コミックビーム 公式X(Twitter)
@COMIC_BEAM
話し相手になってと頼んできたのに、
わたしにばかり質問してくるきみにーー…
ずっと会いたかったような……
こんな気持ちになるのは、なんでなんやろう。
★
他の人には見えない、人ならざるものとの会話を楽しむ、妙な大人、“多聞”。
そして、二人の女と暮らしている子、“内日(うつい)さん”と、自分の名前を忘れてしまった不思議な仔、“多聞の友達”。
女性同士の恋愛を友情と呼ばれ、なかったことにされてきた親達と、本当のことをまだ話せないでいる、わたし達。
時代を超え、国境を越え、どこかにいて、どこかにいた、三人だったり四人だったり、恋人だったり家族だったりする、さまざまなセクシュアル・マイノリティの親子達。
人と人が、普通で、時には最悪で、でもハッピーで、退屈でありきたりな毎日の話を、誰にどんなふうに話せばいいのかわからないと思っていた話を、語り合う。
恋愛をする人も、しない人も、わからない人も、決めてしまいたくはない人も、ただ覚えていてほしい、忘れないでほしい、ひと夏の大阪の物語。
●コミックビーム 公式X(Twitter)
@COMIC_BEAM
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「多聞さんのおかしなともだち 下」感想・レビュー
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学生時代から恋愛することが当たり前、しない方がおかしいって空気をひしひしと感じる周囲(時代?)やったから浮かないように見栄をはっていたことを今も悔いておる。性的な目で見られることに嫌悪感を抱いてるから恋 …続きを読む2025年07月19日3人がナイス!しています
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描ききってしまうエンタメとはちがうけど、読んでいて面白いとか心地よいとか漫画として読んでてなんかいいなという感じもあって。本の話とかサンドイッチのこととか。あと、親とか周りに喜んでほしいみたいな気持ち …続きを読む2025年09月08日2人がナイス!しています
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昔ふった女性は元気に先生してて。そんなに悩む必要もなかった。内日とその母達の存在は彼女を勇気づけていた。そして、あの見えない存在は、そういう「普通」に悩んだ者達の寄り集まりなのかな。まあ、この漫画の存 …続きを読む2025年09月13日0人がナイス!しています