昭和の消えた仕事物語

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年05月23日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784044008611
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昭和の消えた仕事物語

  • 著者 澤宮 優
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年05月23日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784044008611

コスパ・タイパと真逆の時代に、私たちは何を忘れてきたのだろうか。

効率や合理性が重視され、あらゆる場でシステム化が加速する現代。一方、昭和の時代を支えた昔ながらの商い、手仕事や職人たちが、姿を消していった。
炭焼き、三助、チャンバラ劇団、行商、紙芝居屋……変化とともに、人間同士の関わりやぬくもりが失なわれていないだろうか。
約120の職に就き昭和を生き抜いた放浪詩人高木護の生涯を軸に、消えゆく仕事と携わる人々の姿、今なお現場を守り続ける職人の思いとドラマを描き出す。
効率や合理性が重視され、あらゆる場でシステム化が加速する現代。一方、昭和の時代を支えた昔ながらの商い、手仕事や職人たちが、姿を消していった。
炭焼き、三助、チャンバラ劇団、行商、紙芝居屋……変化とともに、人間同士の関わりやぬくもりが失なわれていないだろうか。
約120の職に就き昭和を生き抜いた放浪詩人高木護の生涯を軸に、消えゆく仕事と携わる人々の姿、今なお現場を守り続ける職人の思いとドラマを描き出す。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「昭和の消えた仕事物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『江東歳時記』(石田波郷)に、今や滅びてしまったかもしれぬ職業の人たちがたくさん登場し、何だか懐かしいような気持ちになったので、書店で本書のタイトルを発見し思わず手にとってしまった。洗い張り屋、こうも 『江東歳時記』(石田波郷)に、今や滅びてしまったかもしれぬ職業の人たちがたくさん登場し、何だか懐かしいような気持ちになったので、書店で本書のタイトルを発見し思わず手にとってしまった。洗い張り屋、こうもり傘修理業、綿打ち直し屋など、今と違い修理してモノを大切に使っていたんだなあ。汚穢屋、貸本屋などは知っているが、「天皇陛下の写真を売りつける商人」なんてびっくり。タイパにコスパに終わらない戦争…。生涯120もの職に就いた放浪詩人・高木護さんの、「人間は滅んで、あとの世は虫に任せればよかですね」が胸に刺さった。 …続きを読む
    pirokichi
    2025年06月01日
    23人がナイス!しています
  • 消えるべくして消える仕事もあるのかもしれないけれど、消えてはいけない仕事も消えてしまっている現実。資本主義にからめとられていいのかな… 消えるべくして消える仕事もあるのかもしれないけれど、消えてはいけない仕事も消えてしまっている現実。資本主義にからめとられていいのかな…
    おさと
    2025年07月23日
    5人がナイス!しています
  • ★3.3 放浪詩人高木護の人生を振り返りつつ、タイトル通りの昭和で消えてしまった職業についての紹介。熊本ならではの職もあり興味深い。竹細工のしょうけつくり、むしろ修理のねこぼくや、煮売屋のてんや、川に入り ★3.3 放浪詩人高木護の人生を振り返りつつ、タイトル通りの昭和で消えてしまった職業についての紹介。熊本ならではの職もあり興味深い。竹細工のしょうけつくり、むしろ修理のねこぼくや、煮売屋のてんや、川に入り地金などを拾うよなげや。巫女シャーマンのまっぽしなど。 …続きを読む
    dungeonn
    2025年07月22日
    2人がナイス!しています

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