身から出た闇

身から出た闇

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年08月25日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041159194
label

身から出た闇

  • 著者 原 浩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年08月25日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041159194

この本ができあがるまでに、編集者が二人消えています。

これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。
※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。
これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。駆け出しの私に依頼が来るだけありがたく、最初は喜んで引き受けた作品でした。しかし、短編を提出するごとに、担当編集の休職が発生している以上、これを刊行するという編集部の判断が、正しいのか分かりません。
※このあらすじは、原浩氏の強硬な主張により、挿入されたものです。編集部の意図とは相違があります。本作は、あなたが望んでいる作品です。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

序章 角川ホラー文庫
トゥルージー
編集者との打ち合わせ(一)
裏の橋を渡る
編集者との打ち合わせ(二)
らくがき
編集者との打ち合わせ(三)
「籠の中」執筆に関わる一連の出来事
編集者との打ち合わせ(四)
828の1
終章 角川ホラー文庫

「身から出た闇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 角川ホラー文庫の編集部から依頼を受けた原氏が次々と書き上げる物語。それを読んだ編集者が2人…。という現実と虚構を織り混ぜつつ恐怖を描く連作短編集。3名の編集者との打ち合わせでSNSの恐怖について書いた「トゥ 角川ホラー文庫の編集部から依頼を受けた原氏が次々と書き上げる物語。それを読んだ編集者が2人…。という現実と虚構を織り混ぜつつ恐怖を描く連作短編集。3名の編集者との打ち合わせでSNSの恐怖について書いた「トゥルージー」日常に潜む恐怖がテーマの「裏の橋を渡る」もし死ぬ人がわかったら…「らくがき」など。しかし物語を書き上げるごとに関わっていた編集者が原氏の前から姿を消す。彼女たちは何かに怯えていたというが…。果たしてこの本は本当に出版しても大丈夫なのか?ホラー文庫の役割を大胆に脚色したリアルで遊び心のある1冊。 …続きを読む
    yukaring
    2025年09月14日
    68人がナイス!しています
  • ひとつひとつの作品の完成度が高くどれも怖い短編集。各作品の間に原浩と担当編集のやりとりがブリッジで入る三津田信三の『怪談のテープ起こし』を思わせる構成だが、こちらはより現在のホラー小説の文脈に沿った流 ひとつひとつの作品の完成度が高くどれも怖い短編集。各作品の間に原浩と担当編集のやりとりがブリッジで入る三津田信三の『怪談のテープ起こし』を思わせる構成だが、こちらはより現在のホラー小説の文脈に沿った流れになっており、作品の緊迫感を高めている。SNSを題材にした怪異、半ば依存になるような感覚と強迫感を絡めた『トゥルージー』、幼い頃の後悔が橋というどこにでもあるガジェットで訪れる『裏の橋を渡る』、緊迫感のあるやり取りが魅力的な『らくがき』、『潰える』でも印象的だった『828の1』とどれも魅力的。 …続きを読む
    佐倉
    2025年09月01日
    25人がナイス!しています
  • ホラーの短編小説と、作家と編集者を挟んで全体の流れもホラーになっている感じだった。 エレベーターの話があって、エレベーターはほぼ毎日乗るのでちょっと怖いなと思った。それと、「潰える 最恐の描き下ろしア ホラーの短編小説と、作家と編集者を挟んで全体の流れもホラーになっている感じだった。 エレベーターの話があって、エレベーターはほぼ毎日乗るのでちょっと怖いなと思った。それと、「潰える 最恐の描き下ろしアンソロジー」で読んだ「828の1」がこの作家さんの作品だったんだと再認識。印象的でよく覚えてた。面白かった。 …続きを読む
    petitlyz
    2025年10月04日
    20人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品