憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年02月20日
判型:
四六判
ページ数:
240
ISBN:
9784041155066

憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える

  • 著者 木村 草太
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年02月20日
判型:
四六判
ページ数:
240
ISBN:
9784041155066

学校や家庭で子どもに迫る危険が「憲法のレンズ」で浮かび上がる

【人生の入口でこそ「使える」法的発想】
校則に法的な拘束力はない/新民法で共同親権を持つ別居親が修学旅行をキャンセルできる?/PTAへの強制入会は無効――
学校や家庭など特殊な閉鎖空間で起きる複雑なトラブルこそ、「権利」の原則が詰まった憲法に立ち返ることで道筋が見えてくる!
2児の父として悪戦苦闘する憲法学者が、学校や家庭といった閉鎖空間で「教育」の名を借りて子どもに迫る暴力を見抜く。
教育社会学者・内田良氏との特別対談を収録。

「法的発想には、人を公平に扱うためのノウハウが詰まっている。」
「テストというものは、実は「法の支配」の極致なんです。解答があって、答え合わせをする以上、性質的に明文化されざるを得ない。」
「双方向・探求型授業って、優劣をつけて評価することが非常に難しいんです。学生の評価が恣意的になる危険性が常にある。」
「教師や保護者によるいじめの加担は、いじめ防止対策推進法の定義に入っていない。ここは条文の欠陥だと思っています。」
※巻末特別対談より抜粋

【目次】
 はじめに なぜ憲法から考えるのか?
 日本国憲法(抄)
第一章 親の権利はどこまでか―― 親権、PTA
第二章 「学校」は何を果たすべきか
第三章 誰が教育内容を決めるのか―― 校則、制服、教科書
第四章 学校を「安全」な場所にするために――給食、いじめ
補論 男女別学・男女別定員制と平等権
 特別対談 「法的発想」で「子どものため」を見つめ直す
        内田良(教育社会学者)
 おわりに
 主要参考文献一覧
【人生の入口でこそ「使える」法的発想】
校則に法的な拘束力はない/新民法で共同親権を持つ別居親が修学旅行をキャンセルできる?/PTAへの強制入会は無効――
学校や家庭など特殊な閉鎖空間で起きる複雑なトラブルこそ、「権利」の原則が詰まった憲法に立ち返ることで道筋が見えてくる!
2児の父として悪戦苦闘する憲法学者が、学校や家庭といった閉鎖空間で「教育」の名を借りて子どもに迫る暴力を見抜く。
教育社会学者・内田良氏との特別対談を収録。

「法的発想には、人を公平に扱うためのノウハウが詰まっている。」
「テストというものは、実は「法の支配」の極致なんです。解答があって、答え合わせをする以上、性質的に明文化されざるを得ない。」
「双方向・探求型授業って、優劣をつけて評価することが非常に難しいんです。学生の評価が恣意的になる危険性が常にある。」
「教師や保護者によるいじめの加担は、いじめ防止対策推進法の定義に入っていない。ここは条文の欠陥だと思っています。」
※巻末特別対談より抜粋

【目次】
 はじめに なぜ憲法から考えるのか?
 日本国憲法(抄)
第一章 親の権利はどこまでか―― 親権、PTA
第二章 「学校」は何を果たすべきか
第三章 誰が教育内容を決めるのか―― 校則、制服、教科書
第四章 学校を「安全」な場所にするために――給食、いじめ
補論 男女別学・男女別定員制と平等権
 特別対談 「法的発想」で「子どものため」を見つめ直す
        内田良(教育社会学者)
 おわりに
 主要参考文献一覧

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

 はじめに なぜ憲法から考えるのか?
 日本国憲法(抄)

第一章 親の権利はどこまでか―― 親権、PTA
 一、「親の権利」を正当化するもの
 二、単独親権と共同親権
 三、子どもの人権と非合意強制型共同親権――教育現場でできること
 四、PTAの法律問題――入退会の自由と非会員の排除禁止

第二章 「学校」は何を果たすべきか
 一、教育の内容─教育基本法 
 二、義務教育の機能と課題─学校教育法

第三章 誰が教育内容を決めるのか―― 校則、制服、教科書
 一、二つの教育モデル
 二、校則の位置づけ
 三、「校則は強制ではない」は本当か
 四、制服の意義と問題点
 五、教科書検定と検閲の境界

第四章 学校を「安全」な場所にするために――給食、いじめ
 一、給食と教育
 二、いじめ問題の現状

補論 男女別学・男女別定員制と平等権

 特別対談 「法的発想」で「子どものため」を見つめ直す
        内田良(教育社会学者)
 あとがき
 主要参考文献一覧

「憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 憲法と教育:憲法第26条 教育を受ける権利 教育基本法 公教育の目的 教育の自由 学習環境 人格形成 親権と教育:親権の意義 共同親権 単独親権 親の教育権 PTAの役割 子どもの最善の利益 学校制度:校則 制服強制 教科 憲法と教育:憲法第26条 教育を受ける権利 教育基本法 公教育の目的 教育の自由 学習環境 人格形成 親権と教育:親権の意義 共同親権 単独親権 親の教育権 PTAの役割 子どもの最善の利益 学校制度:校則 制服強制 教科書検定 学校の役割 社会的スキル 価値観形成 学習内容の決定 権利の制約 いじめ:学校の責任 法的対応 給食制度 教育環境の改善 安全な学び場 児童の権利 心理的支援 教育の公平性と平等権:男女別学 男女別定員制 教育の平等 権利の保障 自由と規律 法的枠組み 学校の自治 教育政策の課題 …続きを読む
    Go Extreme
    2025年03月16日
    1人がナイス!しています
  • 図書館への返却期限が迫りPTA部分だけ読了。大した情報はなくPTAという組織の法的性格、個人情報の取扱いなどについ記載 図書館への返却期限が迫りPTA部分だけ読了。大した情報はなくPTAという組織の法的性格、個人情報の取扱いなどについ記載
    narumi
    2025年04月30日
    0人がナイス!しています
  • 面白かった!やっぱりスクール弁護士を各学校に置いて、先生生徒ともに人権に配慮した教育環境を確立せねば、と思う。近頃の学校の先生って若い人でも、あんたいつの時代に生きてんの???と思ってしまうような頭の 面白かった!やっぱりスクール弁護士を各学校に置いて、先生生徒ともに人権に配慮した教育環境を確立せねば、と思う。近頃の学校の先生って若い人でも、あんたいつの時代に生きてんの???と思ってしまうような頭の固い人が少なくない。忙しすぎて勉強する時間がないせいだと思うけど、先生なんだから少なくとも正しくないことは言わないでほしい。 著者の名前に引っかかって読書メーターの記録をたどってみると、なんと、センス悪っと思った子供向け憲法解説書の先生ではないか!見直しました。 …続きを読む
    ちもころ
    2025年04月12日
    0人がナイス!しています

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