- 語り 村田 あき子
- 構成・文 西端 真矢
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年11月12日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 160
- ISBN:
- 9784041151938
九十一歳、銀座きもの語り
- 語り 村田 あき子
- 構成・文 西端 真矢
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年11月12日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 160
- ISBN:
- 9784041151938
91歳、銀座の小さな老舗呉服店の女店主の、きものと生きた日々。
創業200年。銀座の呉服屋で、きものの仕事に携わり70年、店主となって30年。90歳を過ぎても毎日、きもので店に立ち続けた。手仕事の美しい染織品、東南アジアから中東各国の古裂。美術家の祖父と父、家族で切り盛りした小さな店。きものとともに生きた日々を語る。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序に代えて/毎朝の決まりごと/きもの択び/紬の多い呉服店/店主助手として/「むら田」の歴史/変わり者の店主/「むら田」調/紬の八寸帯/更紗裂と更紗の帯/長板本染中形と江戸小紋/誂えのこと/上田紬と上田の白生地/悳次という人/田端育ち/父、板谷梅樹のこと/モダンガールの母/祖父、板谷波山のこと/結核を患う/祖母まるのこと/水戸時代/占い師の予言/女子美術大学へ/二つの結婚式/店を継ぐ/銀座二丁目並木通りへ/めまぐるしい日々/私の子育て/鶏肉嫌い、卵嫌い/軽井沢店の思い出/悳次の古裂蒐集旅/悳次の創作/ろうけつ染と展覧会の思い出/文士のお客様/銀座お昼ごはん事情/花を育てる/仕舞/私の病気、夫の病気/移転話と夫の死/カシミヤの香典返し/六丁目へ/街から変化をもらって/あき子の創作/先代の流儀と私の流儀/悉皆のこと/呉服店の朝/六丁目の夜の顔/銀座の呉服店さまざま/商いの照り降り/地味好み/着付けについて/紬の喪服/きもの周りの小さなこだわりあれこれ/きものの繰り回し/「おやつあき」と車の事故/渋谷へ/新しいきもの/最後の日々