- 著者 平岡 聡
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年01月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784040824918
禅と念仏
- 著者 平岡 聡
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年01月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784040824918
向き合うのは、己か、仏か――。対照的なふたつの行を徹底比較。
悟りか、救いか――。同じ仏教でも目指す最終到達点が異なるため、対極に見えるふたつの行。それぞれの歴史と、社会、美術と芸能、政治に与えた影響を明らかにしながら、日本仏教の独自性に迫る!
◆8つの視点から徹底検証。比べてわかる日本仏教の面白さ◆
1 本家 vs. 分家
2 保守 vs. 革新
3 出家 vs. 在家
4 悟り vs. 救い
5 内向 vs. 外向
6 引算 vs. 足算
7 個人 vs. 集団
8 坐禅 vs. 念仏
◆8つの視点から徹底検証。比べてわかる日本仏教の面白さ◆
1 本家 vs. 分家
2 保守 vs. 革新
3 出家 vs. 在家
4 悟り vs. 救い
5 内向 vs. 外向
6 引算 vs. 足算
7 個人 vs. 集団
8 坐禅 vs. 念仏
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
●第一章 本家 vs. 分家――禅と念仏の源
「禅」の意味/「禅」の重要性/「念」の意味/「念」から「念仏」へ/「念仏」から「観想念仏」へ/「称名」の起源/念仏と称名
●第二章 保守 vs. 革新――歴史的な変遷
インド仏教の瞑想(禅)/中国仏教の禅/日本仏教の禅/インド浄土教の念仏/中国浄土教の念仏/日本浄土教の念仏
●第三章 出家 vs. 在家――実践の難易度
師匠とのつながり――インド~中国/道元がこだわった正伝の仏法/法然の仏教/親鸞仏教の仏教/栄西の仏教/道元の仏教/念仏と戒律/浄土仏教における出家の意味
●第四章 悟り vs. 救い――宗教的ゴール
禅仏教の人間観/念仏仏教の人間観/禅仏教による念仏仏教の批判/念仏仏教の浄土理解/禅仏教の浄土理解/無から有へ/有から無へ
●第五章 内向 vs. 外向――対峙する対象
十牛図/二河白道図/二祖対面図/「方便」再考/マインドフルネス/内観療法
●第六章 引算 vs. 足算――文化への影響
引算の美学/禅美術の特徴/足算の美学/寺院建築/引算の美と足算の美の比較/意業と身業に働きかける禅仏教/口業と身業に働きかける念仏仏教/禅仏教と念仏仏教の違い
●第七章 個人 vs. 集団――政治への影響
禅と武士/為政者と禅/武士の教養としての禅仏教/念仏仏教と政治――一揆という手法/織田信長と一向一揆――石山合戦/禅仏教と念仏仏教の比較
●第八章 坐禅 vs. 念仏――心理学的考察
流れを変えた法然仏教/中国における坐禅と念仏の双修/一遍の仏教/江戸時代の禅僧――鈴木正三と白隠慧鶴/心理学的アプローチ1――教育心理学者の考察/心理学的アプローチ2――禅家の考察/坐禅と念仏の将来的課題
「禅」の意味/「禅」の重要性/「念」の意味/「念」から「念仏」へ/「念仏」から「観想念仏」へ/「称名」の起源/念仏と称名
●第二章 保守 vs. 革新――歴史的な変遷
インド仏教の瞑想(禅)/中国仏教の禅/日本仏教の禅/インド浄土教の念仏/中国浄土教の念仏/日本浄土教の念仏
●第三章 出家 vs. 在家――実践の難易度
師匠とのつながり――インド~中国/道元がこだわった正伝の仏法/法然の仏教/親鸞仏教の仏教/栄西の仏教/道元の仏教/念仏と戒律/浄土仏教における出家の意味
●第四章 悟り vs. 救い――宗教的ゴール
禅仏教の人間観/念仏仏教の人間観/禅仏教による念仏仏教の批判/念仏仏教の浄土理解/禅仏教の浄土理解/無から有へ/有から無へ
●第五章 内向 vs. 外向――対峙する対象
十牛図/二河白道図/二祖対面図/「方便」再考/マインドフルネス/内観療法
●第六章 引算 vs. 足算――文化への影響
引算の美学/禅美術の特徴/足算の美学/寺院建築/引算の美と足算の美の比較/意業と身業に働きかける禅仏教/口業と身業に働きかける念仏仏教/禅仏教と念仏仏教の違い
●第七章 個人 vs. 集団――政治への影響
禅と武士/為政者と禅/武士の教養としての禅仏教/念仏仏教と政治――一揆という手法/織田信長と一向一揆――石山合戦/禅仏教と念仏仏教の比較
●第八章 坐禅 vs. 念仏――心理学的考察
流れを変えた法然仏教/中国における坐禅と念仏の双修/一遍の仏教/江戸時代の禅僧――鈴木正三と白隠慧鶴/心理学的アプローチ1――教育心理学者の考察/心理学的アプローチ2――禅家の考察/坐禅と念仏の将来的課題
トピックス
「禅と念仏」感想・レビュー
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法要の場などで、ちょっとした違和感から興味があり読む。自己へ向かい悟りを目指す禅に対し、来世での浄土を掲げ大衆を導く念仏仏教。目指す先は同じだが、凡ゆる側面でベクトルが真逆なのが面白い。出家エリートが …続きを読む2024年06月15日6人がナイス!しています
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ふむ2024年06月14日2人がナイス!しています