• 奇跡の力を手に入れるため、霞国に滅ぼされた草原の民。生き残った暁蕾は奴婢にされ、涙石を授かる巫として妃となった幼馴染の翠蘭に仕える中華風ファンタジー。翠蘭に会える時間を励みに孤独を抱えながらもたくまし 奇跡の力を手に入れるため、霞国に滅ぼされた草原の民。生き残った暁蕾は奴婢にされ、涙石を授かる巫として妃となった幼馴染の翠蘭に仕える中華風ファンタジー。翠蘭に会える時間を励みに孤独を抱えながらもたくましく生きる暁蕾の前に現れる、涙龍を求める不老不死の男・青影。そこから宮廷の陰謀や龍の力を巡る事件を青影と一緒に乗り越えていくうちに、暁蕾は自分の心を取り戻していって翠蘭のために奔走する展開でしたけど、その先には隠されていた翠蘭の真実があって、周囲にもわりと優しい人たちもいて、彼女たちのこれからの物語に期待です。 …続きを読む
  よっち

  2024年03月12日
  32人がナイス！しています
• 涙龍、浪漫のある中華風の世界観がうっとり浸れて良かったです。滅ぼされた草原の民の生き残りで孤独に生きる暁蕾がある出会いを経て次第に自分の秘された力に気づき大切な人のために頑張るお話。なかなかえぐい展開 涙龍、浪漫のある中華風の世界観がうっとり浸れて良かったです。滅ぼされた草原の民の生き残りで孤独に生きる暁蕾がある出会いを経て次第に自分の秘された力に気づき大切な人のために頑張るお話。なかなかえぐい展開もあればこそ、周囲の弱い立場の人々のぽつりとした優しさが沁みる。翠蘭の真実は、薄々察せられたものの切なかった。ここの恋物語もちょっと気になる。暁蕾と青影の二人の物語はこれから本格的にはじまるように思うので、ぜひ続きを読ませていただきたい。暁蕾の母の秘密も気になる。琥珀可愛い。あと煌妃様と文旦も良い味出してた。 …続きを読む
  ゆり

  2024年03月03日
  8人がナイス！しています
• 霞国に滅ぼされた草原の民の生き残り、暁蕾は、幼馴染であり、今は皇帝の妃である翠蘭に届ける特別な水を汲むためだけに奴婢として生かされている。恵まれていた霞国の気候が乱れ、人心が荒れ始めたあるとき、涙龍を 霞国に滅ぼされた草原の民の生き残り、暁蕾は、幼馴染であり、今は皇帝の妃である翠蘭に届ける特別な水を汲むためだけに奴婢として生かされている。恵まれていた霞国の気候が乱れ、人心が荒れ始めたあるとき、涙龍を探す不老不死の青影が現れ、暁蕾の生活は一変する。…結構酷い目に遭ってるはすの暁蕾が、作中でも結構エグい展開に晒されるが、謎が全部すっきりと明かされる訳でもなく、とにかく頁数が足りない感じなので、面白いけれど心が揺さぶられるというところまで感情移入ができなかった。人の心は、設定や展開だけでは物語にならないのかも …続きを読む
  鳩羽

  2024年03月13日
  4人がナイス！しています

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