満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年07月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
384
ISBN:
9784040824284
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満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創

  • 著者 石井 妙子
  • 著者 岸 富美子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年07月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
384
ISBN:
9784040824284

満映崩壊後に何が起きたか?当事者による最初で最後の証言で現れた事実!

社史すら存在しない封印史
満洲崩壊後、いったい何が起きたのか?
最後の満映社員が遺した衝撃の「事実」の数々。

中華人民共和国第一作の映画スタッフは日本人だった。
甘粕正彦が君臨し、李香蘭が花開いた国策映画会社・満洲映画協会。その実態、特に満洲崩壊後の軌跡は知られていない。
内田吐夢監督や元社員が詳細を話してこなかったからだ。
原節子主演の日独合作映画『新しき土』に参加後、満映に入社し、敗戦後は中国映画の草創を支えた映画編集者、岸富美子。
最後の証言者の氏が遺した秘史の数々!
■「精簡」(精兵簡政、人員整理の意)に仲間を追いやった日本人は最後までその非を認めなかった
■中国、北朝鮮の映画人を教育したのは元満映社員だった
■日本映画界は東北電影製片廠(旧満映)社員だった人にアカとレッテルを貼り、復職を妨害した
■一億五千万の中国人がみた『白毛女』の編集者は岸富美子
■甘粕の自死は責任からの逃避に過ぎない

※本書は2015年8月に文藝春秋社より刊行された『満映とわたし』を改題の上、加筆修正して刊行したものです。

【目次】
まえがき
序 章 出会い
第一章  映画界に引き寄せられた兄たち
第二章  第一映画社--伊藤大輔と溝口健二
第三章 『新しき土』と女性編集者アリスさん
第四章  満映入社、中国へ
第五章  甘粕理事長と満映の日々
第六章  玉砕直前の結婚式
第七章  甘粕自決、ソ連軍侵攻
第八章  国共内戦の最中、鶴崗へ
第九章  「学習会」と「精簡」
第十章  映画人、炭鉱で働く
第十一章 北朝鮮からの誘い
第十二章 国民的映画『白毛女』
第十三章 満映の技術は中国に受け継がれた
第十四章 十四年ぶりの祖国
終 章 日中満映社員たちの戦後
あとがき
主要参考文献一覧
社史すら存在しない封印史
満洲崩壊後、いったい何が起きたのか?
最後の満映社員が遺した衝撃の「事実」の数々。

中華人民共和国第一作の映画スタッフは日本人だった。
甘粕正彦が君臨し、李香蘭が花開いた国策映画会社・満洲映画協会。その実態、特に満洲崩壊後の軌跡は知られていない。
内田吐夢監督や元社員が詳細を話してこなかったからだ。
原節子主演の日独合作映画『新しき土』に参加後、満映に入社し、敗戦後は中国映画の草創を支えた映画編集者、岸富美子。
最後の証言者の氏が遺した秘史の数々!
■「精簡」(精兵簡政、人員整理の意)に仲間を追いやった日本人は最後までその非を認めなかった
■中国、北朝鮮の映画人を教育したのは元満映社員だった
■日本映画界は東北電影製片廠(旧満映)社員だった人にアカとレッテルを貼り、復職を妨害した
■一億五千万の中国人がみた『白毛女』の編集者は岸富美子
■甘粕の自死は責任からの逃避に過ぎない

※本書は2015年8月に文藝春秋社より刊行された『満映とわたし』を改題の上、加筆修正して刊行したものです。

【目次】
まえがき
序 章 出会い
第一章  映画界に引き寄せられた兄たち
第二章  第一映画社--伊藤大輔と溝口健二
第三章 『新しき土』と女性編集者アリスさん
第四章  満映入社、中国へ
第五章  甘粕理事長と満映の日々
第六章  玉砕直前の結婚式
第七章  甘粕自決、ソ連軍侵攻
第八章  国共内戦の最中、鶴崗へ
第九章  「学習会」と「精簡」
第十章  映画人、炭鉱で働く
第十一章 北朝鮮からの誘い
第十二章 国民的映画『白毛女』
第十三章 満映の技術は中国に受け継がれた
第十四章 十四年ぶりの祖国
終 章 日中満映社員たちの戦後
あとがき
主要参考文献一覧

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

まえがき
序 章  出会い
第一章   映画界に引き寄せられた兄たち
第二章   第一映画社--伊藤大輔と溝口健二
第三章 『新しき土』と女性編集者アリスさん
第四章   満映入社、中国へ
第五章   甘粕理事長と満映の日々
第六章   玉砕直前の結婚式
第七章   甘粕自決、ソ連軍侵攻
第八章   国共内戦の最中、鶴崗へ
第九章  「学習会」と「精簡」
第十章    映画人、炭鉱で働く
第十一章  北朝鮮からの誘い
第十二章  国民的映画『白毛女』
第十三章  満映の技術は中国に受け継がれた
第十四章  十四年ぶりの祖国
終 章    日中満映社員たちの戦後
あとがき
主要参考文献一覧

「満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 満映と言えば、甘粕しか、それも「ラストエンペラー」の、知らんかった。映画が宣伝工作に力をもっていた時代に翻弄されつつも、生き残った岸さんの半生。 満映と言えば、甘粕しか、それも「ラストエンペラー」の、知らんかった。映画が宣伝工作に力をもっていた時代に翻弄されつつも、生き残った岸さんの半生。
    うえだ
    2022年08月17日
    2人がナイス!しています
  • かつて満州国にあった満州映画協会(満映)の貴重な記録。編集者として活躍した女性の回想を通して、戦前の日本映画界、満映に集った映画人たちとその苦難の戦後を浮き彫りにしていく。 かつて満州国にあった満州映画協会(満映)の貴重な記録。編集者として活躍した女性の回想を通して、戦前の日本映画界、満映に集った映画人たちとその苦難の戦後を浮き彫りにしていく。
    Yosuke Hosomi
    2022年07月25日
    1人がナイス!しています

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