- 著者 宮澤 ひしを
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月11日
- 判型:
- B6判
- ページ数:
- 178
- ISBN:
- 9784047368903
苦楽外
- 著者 宮澤 ひしを
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月11日
- 判型:
- B6判
- ページ数:
- 178
- ISBN:
- 9784047368903
山本直樹、推薦。「シームレスな現実-幻想-回想を自由回遊する快楽。」
バスで寝過ごした男が辿りついたのは、海辺の田舎町。
来たことがないはずなのに、男はその町に奇妙な既視感を覚える。
帰りのバスもなく、町に留まらざるを得なくなったが、不思議な子供・カズキとの出会いを機に、男は旅することになる。隠された己の記憶を。
幻想の世界へと迷い込む、牧歌的かつ危険なファンタジー。
19Pの描き下ろし短篇も収録。
来たことがないはずなのに、男はその町に奇妙な既視感を覚える。
帰りのバスもなく、町に留まらざるを得なくなったが、不思議な子供・カズキとの出会いを機に、男は旅することになる。隠された己の記憶を。
幻想の世界へと迷い込む、牧歌的かつ危険なファンタジー。
19Pの描き下ろし短篇も収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「苦楽外」感想・レビュー
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青いだけの空を見上げて、ぼくはどこかに行ってしまいたくなる、それはどこでもないどこかであった、あんなに自由に見える雲もやがて雨になって蒸発して雲になる、"どこか"はどこにもないのだ。青いだけの海を眺めて …続きを読む2022年05月29日16人がナイス!しています
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SF的構造を持つ幻想譚と、SF。 表題作は、クラゲの体がほとんど水であるように、世界と自分の境界があやふやである。 もしかすると、これでもまだ説明が多すぎるのかもしれない。 ビジュアルで語ろうって、意図を作 …続きを読む2023年05月16日15人がナイス!しています
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興味を惹かれるプロットではあるけれど、主題がよく分からない。原風景、幼少時の大切な記憶を取り戻す、現実からの逃避と再出発などのいくつかのテーマが流れていることは分かるが、うまく収められていない感じがす …続きを読む2025年08月02日6人がナイス!しています