- 著者 高田 大介
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 商品形態:
- 電子書籍
まほり 下
- 著者 高田 大介
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 商品形態:
- 電子書籍
まほりとは?蛇の目紋に秘められた忌まわしき因習が今、明かされる――
主人公裕は、膨大な古文書のデータの中から上州に伝わる子間引きの風習や毛利神社や琴平神社の社名に注目し、資料と格闘する。裕がそこまでするには理由があった。父が決して語らなかった母親の系譜に関する手がかりを見つけるためでもあったのだ。大した成果が得られぬまま、やがて夏も終わりに近づくころ、巣守郷を独自調査していた少年・淳が警察に補導されてしまう。郷に監禁された少女を救おうとする淳と、裕の母親の出自を探す道が交差する時――。宮部みゆき、東雅夫、東えりか、杉江松絶賛の、前代未聞の伝奇ホラーミステリーにして青春ラブストーリー! 感動のラストまで目が離せない、超弩級エンターテインメント。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「まほり 下」感想・レビュー
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前巻に引き続き、村中に張られた二重丸の意味、正体不明の社、そして主人公の身内の謎を追っていくミステリとなっているのだが…。やはり三分の二ほどが文献の調査となっている。その為学術調査の過程を見ているよう …続きを読む2022年02月27日68人がナイス!しています
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「まほり」の語源に辿り着いた時の鳥肌!そして意味が逆転した時の倒錯の快感。言語学者であるらしい作者の面目躍如という事か。物語は大きく深まらない(ある集落に継承されていた因習)が、逆に身近に潜んでいそう …続きを読む2022年03月25日67人がナイス!しています
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上下巻とも苦労したが、なんとか読了。史料の取り扱いや方法論など勉強になったが、正直、所々は斜め読みになってしまった。「まほり」の意味が判明し、最後の一行を読んで、ある意味納得することができた。2022年06月08日46人がナイス!しています