よくわかるヒンドゥー教

よくわかるヒンドゥー教

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784044006716
label

よくわかるヒンドゥー教

  • 著者 瓜生 中
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784044006716

インド16憶人の国民的宗教、その思想の基本がわかる入門書

ブッダ(釈迦)はインドで生まれ、仏教はインドから世界に広まった。日本の仏教や仏像、生活に息づく風土風習をみわたせば、インドやヒンドゥーに起源をもつであろう事柄が実に多い。一方、聖典「ヴェーダ」や「マヌ法典」の教義、カースト制度やガンジス信仰、独特な祭祀や儀礼がいまなお色濃く残る世界は、外部からは伺いしれない混沌と魅惑と歴史文化を秘めている。わたしたちにとって遠くて近い「インド教」ともいうべき特異な思想文化の根本を、基本の「き」から徹底解説する、格好の入門書。 ブッダ(釈迦)はインドで生まれ、仏教はインドから世界に広まった。日本の仏教や仏像、生活に息づく風土風習をみわたせば、インドやヒンドゥーに起源をもつであろう事柄が実に多い。一方、聖典「ヴェーダ」や「マヌ法典」の教義、カースト制度やガンジス信仰、独特な祭祀や儀礼がいまなお色濃く残る世界は、外部からは伺いしれない混沌と魅惑と歴史文化を秘めている。わたしたちにとって遠くて近い「インド教」ともいうべき特異な思想文化の根本を、基本の「き」から徹底解説する、格好の入門書。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 ヒンドゥー教を知るための基礎知識
 ・アーリア人とドラヴィダ人
 ・バラモン教からヒンドゥー教へ
 ・ゾロアスター教の影響 ほか

第二章 ヒンドゥー教の思想
 ・インド最古の聖典ヴェーダ
 ・六派哲学
 ・叙述詩『マハーバーラタ』
 ・叙述詩『ラーマーヤナ』
 ・『マヌ法典』
 ・輪廻転生と業  ほか

第三章 ヒンドゥー教の生活と儀礼
 ・四住期
 ・カースト制度
 ・河川崇拝と沐浴
 ・ヒンドゥー教の祭
 ・ヒンドゥーの聖地 ほか

第四章 ヒンドゥー教の神々
 ・世界創造神ブラフマー
 ・シヴァとヴィシュヌ
 ・怪童クリシュナ
 ・愛の神カーマ
 ・インドラ
 ・神猿ハマヌーン  ほか

「よくわかるヒンドゥー教」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 瓜生先生のヒンドゥー教の概説書。表題どおり分かりやすくて良い本です。とはいえ本書はヒンドゥー教のごくごく表層の部分を解説しているに過ぎないのだろうと思います。読後のヒンドゥー教に対するイメージは「神々 瓜生先生のヒンドゥー教の概説書。表題どおり分かりやすくて良い本です。とはいえ本書はヒンドゥー教のごくごく表層の部分を解説しているに過ぎないのだろうと思います。読後のヒンドゥー教に対するイメージは「神々のサラダボウル」でしょうか。あらゆる神や、それに関連する思想が混然一体となってインド国民の生活に溶け込んでいる様は外部の者からは簡単に窺い知れるものではありません。仏教がその土地の信仰を取り込みながら東洋に広まったのもヒンドゥー教(バラモン教)を源流に持つことを考えれば至極当然のように思えてきます。 …続きを読む
    ホシ
    2022年06月04日
    19人がナイス!しています
  • ヒンドゥー教の入門書。インドの神話や文化に興味のある方におすすめです。バラモン教からヒンドゥー教が成立した背景や、二大叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』の内容、宗教に根ざしたインド人の日常生活な ヒンドゥー教の入門書。インドの神話や文化に興味のある方におすすめです。バラモン教からヒンドゥー教が成立した背景や、二大叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』の内容、宗教に根ざしたインド人の日常生活などが簡潔にまとめられています。インドの神様は個性が強く魅力的で惹かれます。聖典『バガヴァッド・ギーター』で戦意を喪失したアルジュナに、自分のやるべきことをやるのがダルマだ、と諭すクリシュナはやっぱり好きだなと思います。 …続きを読む
    ❁Lei❁
    2023年02月20日
    11人がナイス!しています
  • 宗教ライターと呼ぶべき著者。長年、比較宗教の研鑽を積まれてきた筆致はたしか。本書はヒンドゥー教を概説しつつ、日本をはじめとする各地域の宗教・文化・社会に自在に言及する。「人間の本性」「宗教の原点」とい 宗教ライターと呼ぶべき著者。長年、比較宗教の研鑽を積まれてきた筆致はたしか。本書はヒンドゥー教を概説しつつ、日本をはじめとする各地域の宗教・文化・社会に自在に言及する。「人間の本性」「宗教の原点」といった観念を用いるにためらいはなく、全体として古典的な堂々たる宗教論になっている(宗教学ではない)。ヒンドゥー教理解としては、過度なほどオーソドックス。目次は2022年の著作とは思えないほど。内容では各所でエッジを立てているのだが、総体として穏当な解説にとどまる(例えば、女性差別、イスラームの独立節はない) …続きを読む
    mittsko
    2023年02月01日
    9人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品