やまのめの六人

やまのめの六人

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年12月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041115503

やまのめの六人

  • 著者 原 浩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年12月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041115503

「俺たちは五人だった。今は、六人いる」怪異は誰か。密室ホラー×ミステリ

嵐の夜、「ある仕事」を終えた男たちを乗せて一台の乗用車が疾走していた。峠に差し掛かった時、土砂崩れに巻き込まれて車は横転。仲間の一人は命を落とし、なんとか生還した五人は、雨をしのごうと付近の屋敷に逃げ込む。しかしそこは不気味な老婆が支配する恐ろしい館だった。拘束された五人は館からの脱出を試みるが、いつのまにか仲間の中に「化け物」が紛れ込んでいるとわかり……。怪異の正体を見抜き、恐怖の館から脱出せよ!横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作家が放つ、新たなる恐怖と謎。
嵐の夜、「ある仕事」を終えた男たちを乗せて一台の乗用車が疾走していた。峠に差し掛かった時、土砂崩れに巻き込まれて車は横転。仲間の一人は命を落とし、なんとか生還した五人は、雨をしのごうと付近の屋敷に逃げ込む。しかしそこは不気味な老婆が支配する恐ろしい館だった。拘束された五人は館からの脱出を試みるが、いつのまにか仲間の中に「化け物」が紛れ込んでいるとわかり……。怪異の正体を見抜き、恐怖の館から脱出せよ!横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作家が放つ、新たなる恐怖と謎。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

灰原の章
紫垣の章
紺野の章
白石の章
緋村の章
山吹の章
金崎の章

「やまのめの六人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作『火喰鳥を、喰う』に続いて、原 浩、2作目です。受賞後第一作ということで、期待して読みましたが、ホラーとしても、ミステリとしても中途半端な少し残念な作品でした。 https: 横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作『火喰鳥を、喰う』に続いて、原 浩、2作目です。受賞後第一作ということで、期待して読みましたが、ホラーとしても、ミステリとしても中途半端な少し残念な作品でした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000633/ …続きを読む
    starbro
    2022年02月01日
    271人がナイス!しています
  • タイトルは「六人」なのに、表紙の仮面を被った人物は5人。ん?何で?と思ったら…「六人」の名字で語られる章と仮面の名前で語られる章で混乱の極みに陥る。さらに「私はやまのめ」って言い出す人間が何人も出てく タイトルは「六人」なのに、表紙の仮面を被った人物は5人。ん?何で?と思ったら…「六人」の名字で語られる章と仮面の名前で語られる章で混乱の極みに陥る。さらに「私はやまのめ」って言い出す人間が何人も出てくるから、さらにさらに振り回されたよ。「ラスボス」の正体はちょっとありきたり、と思ってしまったけど、再びぞぞっとするラストはさすがだね。 …続きを読む
    みっちゃん
    2022年05月05日
    155人がナイス!しています
  • やまのめとは?の一冊。嵐の夜、事故った、わけありの男たちがたどり着いたのは薄気味悪い老婆一家が住む山荘。シチュエーションバッチリ、ゾクゾクの展開。そして男たちは5人のはずなのになぜか6人に。その増えた やまのめとは?の一冊。嵐の夜、事故った、わけありの男たちがたどり着いたのは薄気味悪い老婆一家が住む山荘。シチュエーションバッチリ、ゾクゾクの展開。そして男たちは5人のはずなのになぜか6人に。その増えた1人は誰なのか、それは人に紛れ込むという怪異、やまのめなのか…とホラー度が一気に増して面白い。炙りだされていく醜い心。それを映し出すかのような幾つもの目。常に誰かを見つめているような恐怖感がゾワリで良かった。そしてバッチリ決まったかのようなラスト。ホラーはやっぱりこうこなくちゃね。サクサクと読めた嵐の惨劇。 …続きを読む
    ちょろこ
    2022年02月05日
    154人がナイス!しています

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