日本の戦死塚 増補版 首塚・胴塚・千人塚

日本の戦死塚 増補版 首塚・胴塚・千人塚 電子版

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発売日:
2022年01月21日
商品形態:
電子書籍

日本の戦死塚 増補版 首塚・胴塚・千人塚

  • 著者 室井 康成
発売日:
2022年01月21日
商品形態:
電子書籍

声なき「敗者」たちの記憶、伝承、怨霊譚。全国1686例を収録

合戦、自決、処刑による亡骸を埋葬したと伝えられている戦死塚。ときに死者の霊力を崇敬し、ときに怪異や怨霊の源として畏怖する塚伝承には、「敗者」の声なき声を記憶にとどめようとする日本人の心意が刻みこまれている。各地に残る平将門の首塚と胴塚。元寇、戦国の合戦、幕末維新の無数の死者たちの千人塚。敵と味方の死を冷酷に峻別した戊辰戦争──。大幅増補によって全国1686例の戦死塚一覧、現地写真125点を収録した決定版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

メディアミックス情報

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「日本の戦死塚 増補版 首塚・胴塚・千人塚」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1月の角川ソフィア文庫新刊。単行本は15年、洋泉社(未來社出身の藤森建ニ氏により85年設立、98年宝島社の子会社となり、20年2月に解散)刊。国内の首塚や千人塚など1,688例を収録したもの。著名なも 1月の角川ソフィア文庫新刊。単行本は15年、洋泉社(未來社出身の藤森建ニ氏により85年設立、98年宝島社の子会社となり、20年2月に解散)刊。国内の首塚や千人塚など1,688例を収録したもの。著名なものは事歴を詳細に考察し、巻末に全国のリストが付くが…まぁ地縁のある場所についてもそんなところに塚なんてあったけな、というほど圧巻の量である。著者は柳田國男研究などの著書がある民俗学者。大化の改新から西南戦争までを対象にしているが、後者だって145年経っていて様々な伝承があるのだ、事歴を理知的に考察する良書だ。 …続きを読む
    CTC
    2022年05月15日
    12人がナイス!しています
  • 「街道をゆく」ならぬ「戦死塚をゆく」。古代から近代までの首塚などの全国の戦死塚を取り上げていく。歴史的史実ではなくその戦死塚が祀られるに至った人々の心意を考察していく。元の本から更に増補され1000事 「街道をゆく」ならぬ「戦死塚をゆく」。古代から近代までの首塚などの全国の戦死塚を取り上げていく。歴史的史実ではなくその戦死塚が祀られるに至った人々の心意を考察していく。元の本から更に増補され1000事例を超えて日本の戦死塚が取り上げられる。武将たちがどのように人々から意識されていたのか、歴史観をうかがえるしひとつひとつを丁寧に書いているのでエッセイのようである。ただ、事例表が本全体の3分の1を超えているのは重要だけど読むのは大変だなあと思う。 …続きを読む
    西野西狸
    2022年05月12日
    7人がナイス!しています
  • 日本において「敗者の側を顕彰しない」という風潮はやはり戊辰戦争から始まっている(p. 292)というのがまあ面白いところですね。外来の敗者を地元民が供養して来たというのは、奇しくもこの著作全体における 日本において「敗者の側を顕彰しない」という風潮はやはり戊辰戦争から始まっている(p. 292)というのがまあ面白いところですね。外来の敗者を地元民が供養して来たというのは、奇しくもこの著作全体における、「行政と地域社会(民衆)は異なる」という前提を改めて強調している様に思える。こじつけながら、「敗者は悪」と示して新政府の正当性を強調したのは、やはり「明治維新」の一連の事件が「革命」であって、ロシア内戦とかと「同じ」であったということであろう。「勝者のみの歴史は、常に偏頗的で他者に冷たい」(p. 319)。 …続きを読む
    Fumitaka
    2022年05月29日
    5人がナイス!しています

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