- 著者 寺地 はるな
 
- 定価: 円 (本体円+税)
 
- 発売日:
 - 2021年05月24日
 - 判型:
 - 四六判
 - ページ数:
 - 224
 - ISBN:
 - 9784041110775
 
声の在りか
- 著者 寺地 はるな
 
- 定価: 円 (本体円+税)
 
- 発売日:
 - 2021年05月24日
 - 判型:
 - 四六判
 - ページ数:
 - 224
 - ISBN:
 - 9784041110775
 
魔法みたいに強い言葉はいらない。わたしの“声”を取り戻したい。
									
										日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。
「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
	
								「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「声の在りか」感想・レビュー
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								以前から気になっていた寺地 はるな、読書メーター読みたい本ランキング1位、初読です。本書は、民間学童連作短編集の佳作でした。私の子供の小学生時代から10年以上経っているので、懐かしく読みました。子供が小さ …続きを読む2021年06月08日550人がナイス!しています
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								私達は誰もが複数のコミュニティに属して毎日を生きています。人は千差万別で、満場一致でことが進む方がおかしいとも言えます。見かけ上の満場一致の裏には、自分の感情に蓋をした多くの人達の姿があるはずです。“ …続きを読む2021年12月06日528人がナイス!しています
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								星★★★★☆ 波風を立たせないよう”自分“という鎧を捨て周囲に合わせて生きているだけの主人公の希和。 自分でも分かっているのだけど、周りの空気や同調圧力で”自分の声“を蓋にしているのが伝わってきて、読んでいるこ …続きを読む2021年07月29日370人がナイス!しています
 



								








