江戸のコレラ騒動 電子版
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発売日:
2020年12月24日
商品形態:
電子書籍

江戸のコレラ騒動

  • 著 高橋 敏
発売日:
2020年12月24日
商品形態:
電子書籍

庶民の記録を手がかりに、招かれざる侵入者コレラを通して幕末日本を描く。

黒船来航直後、幕末の江戸を大地震が襲った。安政5年、これにコレラが追い打ちをかける。3日で死ぬといわれたコレラ。それを操るとされた悪狐を倒すため、強い霊力を持つ御神犬や御札を求め、さらには京から神社を勧請。無礼講の祝祭に走った。当時の人々がどのようにコレラと闘ったのか、東海の村に残る記録から再現。民衆の迷信と笑えない。新型コロナ騒動を彷彿とさせる、おかしくもたくましい庶民たちの姿を活写する。

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「江戸のコレラ騒動」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 黒船来航と政情不安、地震に津波とコレラが続いた幕末は災厄の集中期か。庶民は恐怖に震えながら信仰にすがるしかなかった実態を、各地に残された記録から明らかにする。神社を勧請したりお札や神犬を求めるなどの除 黒船来航と政情不安、地震に津波とコレラが続いた幕末は災厄の集中期か。庶民は恐怖に震えながら信仰にすがるしかなかった実態を、各地に残された記録から明らかにする。神社を勧請したりお札や神犬を求めるなどの除災儀礼を試みる姿を、当時の人びとより情報や知識はあってもコロナにろくな対策のできない政府しかない現代人は笑えないだろう。コレラを洒落のめした様々な印刷物も、迫りくる死から目をそむける手段でしかなかった。こうしてたまった負のエネルギーが爆発したのが「ええじゃないか」の大流行とは、幕末史を見る新しい補助線になる。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2021年03月01日
    51人がナイス!しています
  • 解説が小松和彦氏という時点で迷わず買い。文庫化した経緯も少し面白い。「江戸の」とあるが江戸についての話は一部であり、幕末期におけるコロナ騒動と異国の関連を庶民目線で見るという本。未知の病や異国に後手後 解説が小松和彦氏という時点で迷わず買い。文庫化した経緯も少し面白い。「江戸の」とあるが江戸についての話は一部であり、幕末期におけるコロナ騒動と異国の関連を庶民目線で見るという本。未知の病や異国に後手後手対応の幕府がどうしても現状とダブる。確かに我々は負のエネルギーを抱えて生活している。アフターコロナの世界で世界中のそのエネルギーが良い方向に向かうことを祈る。 …続きを読む
    宗次郎
    2021年01月15日
    13人がナイス!しています
  • 庶民の残した記録を紐解き、幕末に日本を襲ったコレラ騒動の顛末を書いた一冊。欧米が、アジアや南米、アフリカにまで勢力を伸ばして行った結果、現地でひっそりと住民と共存していたコレラ菌と出会ってしまった。そ 庶民の残した記録を紐解き、幕末に日本を襲ったコレラ騒動の顛末を書いた一冊。欧米が、アジアや南米、アフリカにまで勢力を伸ばして行った結果、現地でひっそりと住民と共存していたコレラ菌と出会ってしまった。それがヨーロッパを恐怖に陥れ、迷惑にも日本におすそ分けを持ってきた。未知の病気は、日本人にとって異国から持ち込まれた妖怪の仕業として、三峯神社の犬神や、吉田神社の守り小箱やらをこぞって入手しようとする。古い民間伝承や、効果があるかどうかも分からない薬に頼るほか手がなかった。やけくそのような行動にもでた。 …続きを読む
    ふたば✧自宅で読書ができません。。。
    2020年12月28日
    7人がナイス!しています

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