人質司法

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年06月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
288
ISBN:
9784040823706
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人質司法

  • 著者 高野 隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年06月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
288
ISBN:
9784040823706

ゴーンの逃亡は、必然だった――。日本司法の闇に、担当弁護士が迫る!

「私は日本の司法制度の人質ではない」と述べ逃亡したカルロス・ゴーン氏。担当弁護士が明かす、彼の実像と苦悩とは。そして、諸悪の根源「人質司法」の実態について、自らの経験と豊富な実証を基に、鋭く切り込む! 「私は日本の司法制度の人質ではない」と述べ逃亡したカルロス・ゴーン氏。担当弁護士が明かす、彼の実像と苦悩とは。そして、諸悪の根源「人質司法」の実態について、自らの経験と豊富な実証を基に、鋭く切り込む!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「人質司法」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • カルロス・ゴーン事件を担当した弁護士がその事件を事例として日本の司法における過剰な容疑者への身柄拘束の問題点を指摘している。「疑わしきは罰せず」のとおり、事実が明確にされないうちは容疑者側に有利に扱わ カルロス・ゴーン事件を担当した弁護士がその事件を事例として日本の司法における過剰な容疑者への身柄拘束の問題点を指摘している。「疑わしきは罰せず」のとおり、事実が明確にされないうちは容疑者側に有利に扱われるはずですが、日本では勾留期間が長く、「証拠隠滅の恐れがある」という曖昧な理由での申請が裁判所で認められる。この理由はとても曖昧で弁護士が裁判官に説明を求めても「説明する必要はない」で済まされてしまう。また、黙秘権はあっても取調受任義務があって、長期間1日何時間も取調べを受けなければならない。 …続きを読む
    ゲオルギオ・ハーン
    2022年11月05日
    27人がナイス!しています
  • 日本の刑事司法の問題点を指摘する。日本は冤罪大国である。 日本の刑事司法の問題点を指摘する。日本は冤罪大国である。
    だまし売りNo
    2022年09月14日
    25人がナイス!しています
  • 日本の刑事司法において、身体拘束や家族との接触さえ絶たれる(incommunicado )接見禁止が容易かつ反論の機会なくアンフェアに行われていることにつき、明治期〜昭和期の歴史から紐解き、英米法の制度と比較しながら 日本の刑事司法において、身体拘束や家族との接触さえ絶たれる(incommunicado )接見禁止が容易かつ反論の機会なくアンフェアに行われていることにつき、明治期〜昭和期の歴史から紐解き、英米法の制度と比較しながら論ずる。新書として一般向けにわかりやすく書かれているが、法制史・比較法・憲法論・行政手続と刑事手続の比較など専門性も高い。ゴーン事件に関しては、ゴーン氏の家族との接触禁止の不合理性や身体拘束に関する裁判の理由の不透明性について、国際法的知見からの指摘は学びが多い。また欠席裁判の提案は示唆的。 …続きを読む
    ねお
    2021年07月29日
    21人がナイス!しています

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