やがて君になる 佐伯沙弥香について(3)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年03月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
244
ISBN:
9784049131291
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やがて君になる 佐伯沙弥香について(3)

  • 著者 入間 人間
  • 原作・イラスト 仲谷 鳰
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年03月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
244
ISBN:
9784049131291

『やがて君になる』外伝ノベライズ、完結。大学生となった沙弥香の恋は――

『だってわたし、今、あなたのことが好きだもの』
 それは何年ぶりの『出会い』だっただろうか。大学二年生となった沙弥香を慕う、一つ年下の後輩・枝元陽。
 今まで沙弥香が好きになってきた人の誰からも遠いその雰囲気。眩しいくらい積極的に好意を伝えてくる陽に初めは警戒しながらも、やがて彼女からの気持ちに応えるように、沙弥香は恋の形を模索する。
――誰かに恋をする度、星に手を伸ばすようだった。とても綺麗で、ただ届かない。それでも。その星に触れてみたいと、今度こそ。
 沙弥香の恋の物語、完結編。
『だってわたし、今、あなたのことが好きだもの』
 それは何年ぶりの『出会い』だっただろうか。大学二年生となった沙弥香を慕う、一つ年下の後輩・枝元陽。
 今まで沙弥香が好きになってきた人の誰からも遠いその雰囲気。眩しいくらい積極的に好意を伝えてくる陽に初めは警戒しながらも、やがて彼女からの気持ちに応えるように、沙弥香は恋の形を模索する。
――誰かに恋をする度、星に手を伸ばすようだった。とても綺麗で、ただ届かない。それでも。その星に触れてみたいと、今度こそ。
 沙弥香の恋の物語、完結編。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「やがて君になる 佐伯沙弥香について(3)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • スピンオフも堂々完結。本編では色々報われなかった沙弥香先輩ですが、枝元陽と共に新たな世界へ踏み出していきました。 過去の香りを錯覚させる塩素。日焼けした女の子への強い既視感。幻視した噴水のある中庭。陽 スピンオフも堂々完結。本編では色々報われなかった沙弥香先輩ですが、枝元陽と共に新たな世界へ踏み出していきました。 過去の香りを錯覚させる塩素。日焼けした女の子への強い既視感。幻視した噴水のある中庭。陽との何気ない一コマで沙弥香はスイミングスクールのあの子や柚希先輩とのやり取りを結構な頻度で思い出し、清算したかった過去なのだろうが良くも悪くも忘れられなかったのだと再認識。 極め付けはプールでの行動。沙弥香をそちら側の世界に引き入れた第一歩かもしれなかった行いを今度は彼女自身がしていることに大きな意義がある。 …続きを読む
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