宗教改革者 教養講座「日蓮とルター」

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年05月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
288
ISBN:
9784040823461

宗教改革者 教養講座「日蓮とルター」

  • 著者 佐藤 優
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2020年05月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
288
ISBN:
9784040823461

なぜ彼らは影響力を持ち続けるのか?史上、異色の変革者の“力”を徹底分析

佐藤優にしかできない、宗教講義!!
なぜ、彼らは影響力を持ち続けるのか?
史上、異色の変革者。その時代を動かした“力”を徹底分析!!


現代は危機の時代だ。
しかし、それは改造、革新、革命といった、人を動かす(時に人を殺しうる程の)思想が生まれる契機ともなる。
日蓮とルター。東西の宗教改革の重要人物にして、誕生した当初から力を持ち、
未だ受容されている思想書(『立正安国論』と『キリスト者の自由』)を著した者たち。
なぜ彼らの思想は古典になり、影響を与え続けるのか? 
その力の源泉と、改革の先にある平和構築の鍵まで解き明かす!
佐藤優にしかできない、宗教講義!!

○ルターを尊敬していたのはヒトラーだった。
○仏教にもテロリズム思想との親和性がある。
○シオニズムは共産主義思想と同じ場所から生まれた。etc.
優れた宗教思想には常に両義性がある。

変革の古典思想にして、未だ影響を与える二人の宗教改革者。
その“毒にも薬にもなる思想”から、
この乱世に“平和”はどうすれば創れるのかを考察する。

※本書は2018年6月に弊社より刊行した『「日本」論 東西の“革命児”から考える』を改題の上、加筆修正したものです。


【目次】

新書版まえがき
まえがき
第一講 東と西の革命児
第二講 改革と革新の源流
第三講 日本と革命
あとがき
主要参考文献


もくじ

新書版まえがき

まえがき

第一講 東と西の革命児
「宗教改革」と「信仰分裂」/シオニズムは共産主義思想と同じ場所から生まれた/イスラエルと全世界のユダヤ人に対するメッセージ/クリスチャン・シオニズム/内村鑑三には日蓮的なものがある/江戸 時代の「鎖国」は反カトリシズムだった/創価学会インターナショナルの無視出来ない影響力/点と線の意味づけによって複数の歴史が生じる/実証は出来ないが教義的には真正なもの/AI社会になればなるほど倫理の問題に直面する/宗教学と神学は仲が悪い/定量的なデータと人間の受け止め方の違い/上原専禄は「死者との連帯」を考えた/一生を東大攻撃に尽くした蓑田胸喜/『国体の本義』を書いた男/危機の時代に立ち返るべき人 etc.

第二講 改革と革新の源流
『立正安国論』の解説が難しくなるのには理由がある/仏教とテロリズムの思想の親和性/日本は内ゲバで相手を殺す傾向が強い/『立正安国論』は「下降史観」で始まる/信仰をめぐる全実存をかけた戦いはある/池田大作の解説と森友学園問題/免罪符は『闇金ウシジマくん Part3』の手口と同じだ/ルターを尊敬していたのはヒトラーだった/ルターの特徴は此岸的であること/映画『沈黙―サイレンス―』をプロテスタント的に語る/宗教は似ているところほど、どこも面倒である/ルターの教えと「ルター派」は違う/キリスト教の「教祖」はイエス、キリスト教の「開祖」はパウロ/未完の思想に苦悶は表れている/宗教改革は過去の歴史ではなく今も生きている/浄土真宗はプロテスタント的というよりもカトリック的/宗教を正確に見なければ、現実の政治と社会の動きは見えてこない

第三講 日本と革命
戦争の危機がかなり近づいている/東洋の革命は「易姓」/西洋の革命は「契約の更新」/日本で「革命」はあった/プロテスタンティズムは「他力即自力」/自分の「行為」を誇ることは「信仰」を失うことである/プロテスタント教会に「聖職者」がいない理由/『立正安国論』の問答形式に注目する/「先ず国家を祈って、須らく仏法を立つべし」を解釈する/「鬼神」はいつの時代にも暗躍している/行為の天井を設ける/「悪」のリアリティ/「此岸」によって「彼岸」を吸収していく/「隣人」とは具体的なものである/ルターも日蓮もテキストの重要性を強調する/為政者を感化する方向性/来世を重視する思想はテロリストが扱いやすい/優れた宗教思想には常に両義性がある etc.

あとがき
主要参考文献

メディアミックス情報

NEWS

「宗教改革者 教養講座「日蓮とルター」」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 危機的状況にある日本の羅針盤として、著者が日蓮の立正安国論を用いようとしたのは、著者が真のキリスト者だからだろう。日蓮とルターには共通性があるという。曰く、徹底的に現実的であり、誤った思想を根絶し、正 危機的状況にある日本の羅針盤として、著者が日蓮の立正安国論を用いようとしたのは、著者が真のキリスト者だからだろう。日蓮とルターには共通性があるという。曰く、徹底的に現実的であり、誤った思想を根絶し、正しいドクトリンを世の中に植え付けようとしたこと。そのために、身命を賭して時の権力を諌めようとしたこと。著者は真正の信仰者であるが故に、人間主義に立脚する宗教ならば、他教であっても即座にその核心が見えるのだと思う。 …続きを読む
    gtn
    2020年05月12日
    18人がナイス!しています
  • 知の巨人で宗教学の専門家が語る、ルターと日蓮に共通する部分とは?読んでいくと、確かに奇想天外な比較ではなく、どちらも基本的には原理主義者と言って良いほど各宗教の基本に忠実な知識人である。基本を真っ当に 知の巨人で宗教学の専門家が語る、ルターと日蓮に共通する部分とは?読んでいくと、確かに奇想天外な比較ではなく、どちらも基本的には原理主義者と言って良いほど各宗教の基本に忠実な知識人である。基本を真っ当に語り尽くすが故に、本質からズレていた者には強烈なアンチテーゼとなった。ルターはともかく、日蓮についてはかなり色々偏見が入っていたなと反省。立正安国論は是非読んでみよう。迂闊に知らなかったが、こうした本をかなり著しているようなので、是非他のものも読もうと思う。★★★★★ …続きを読む
    アリーマ
    2020年08月29日
    8人がナイス!しています
  • 実は日蓮の『立正安国論』の概要が学べる。 実は日蓮の『立正安国論』の概要が学べる。
    ホセ
    2020年10月08日
    1人がナイス!しています

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