- 著者 竹下 節子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044005207
ローマ法王
- 著者 竹下 節子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784044005207
国際政治・外交・平和のキーパーソンであるローマ法王。その歴史と現在。
ヴァティカンは面積こそ最小だが、12億人以上のカトリック教徒を擁し、政治・外交・平和に影響力を持つ。その頂点に立つローマ法王の歴史と現在を辿る。近代オリンピックも、冷戦終結の端緒・ポーランド民主化も、実現させたのは法王とカトリックのネットワークだった。法王の日々の仕事、各国訪問の理由、現代の価値観への対応を読み解く。西洋文化の根底にあるカトリック文化を知り、国際社会をより深く理解できる快著。第266代法王フランシスコについても紹介。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序章 ローマ法王とはだれか
第一章 ローマ法王のホームグラウンド
第二章 ローマ法王とヨーロッパの誕生
第三章 ローマ法王の盛衰
第四章 ヨハネ=パウロ二世と歴史の激動
第五章 二一世紀のローマ法王
第六章 ローマ法王と地球の未来
第一章 ローマ法王のホームグラウンド
第二章 ローマ法王とヨーロッパの誕生
第三章 ローマ法王の盛衰
第四章 ヨハネ=パウロ二世と歴史の激動
第五章 二一世紀のローマ法王
第六章 ローマ法王と地球の未来
「ローマ法王」感想・レビュー
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優。ちくま新書版、中公文庫版に、フランシスコ法王の章を加えて角川ソフィア文庫版となる。世界最小の国の主権者ではなく、世界最大の宗派の長としてバーチャルなネットワークを統御することにより、国際社会に大き …続きを読む2022年12月31日15人がナイス!しています
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近現代ヴァチカンの変遷について。近代国民国家形成(ラテラノ条約)によって領域国家の体制を失ったからこそ、宗教が備える超国家的な次元で、ローマ教皇の活動がむしろ普遍性を発揮したという理解です。その典型で …続きを読む2020年02月24日12人がナイス!しています
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冒頭近くでカトリック聖職位の説明が書かれていだか、理解に根本的な間違いがあった。それらを語るならば、カトリックの「使徒継承」の信仰、司教制度をきちんと理解した上で述べられたい。 前半部分では初代教皇ペ …続きを読む2021年02月28日7人がナイス!しています