男色の景色 電子版
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発売日:
2019年03月23日
商品形態:
電子書籍

男色の景色

  • 著者 丹尾 安典
発売日:
2019年03月23日
商品形態:
電子書籍

日本文化史を艶に彩る、男と男のいる風景

かつてこの国にあった美童文化。江戸・明治の錦絵に刻まれた男倡の影。文豪が変名で寄せた同性愛小説。菊、梅、杜若、水仙の華に込められた、若契と衆道のサイン――。幾重にも響きあって呼応する文化の複層にわけいれば、ときに秘され、ときに失われた男色の景色が浮かびあがる。万葉集の相聞歌から、平安貴人の日記、世阿弥、琳派、三島由紀夫、川端康成、中原淳一まで。今はなき東京の盛り場を訪ねた「東都戦後男色地図」を増補。


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「男色の景色」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大杉栄や会津八一、三島由紀夫に川端康成といった近代文学から江戸の衆道文化、万葉集まで日本文化の中を地下水脈の如く流れる男色の流れを追った一冊。といって堅苦しい学術書ではなく、随筆のように伸びやかに次ぎ 大杉栄や会津八一、三島由紀夫に川端康成といった近代文学から江戸の衆道文化、万葉集まで日本文化の中を地下水脈の如く流れる男色の流れを追った一冊。といって堅苦しい学術書ではなく、随筆のように伸びやかに次ぎから次へと話題を出してくれるので読んでいて飽きることがない。その出してくる話題も、この分野では欠かすことの出来ないや岩田準一の評伝もあり、三島由紀夫と「薔薇族」の関連もありで極めて興味深いものばかり。他にも琳派の絵画と男色、『伊豆の踊子』を男色の観点から読むという論もあり、正否は兎も角、観点は実に面白かった。 …続きを読む
    HANA
    2019年11月16日
    64人がナイス!しています
  • 誠に興味深い。この方面を無視して、日本の文化史は語れないのではないかという気がしてくる。それにしても、かの国宝たる尾形光琳「紅白梅図屏風」のセクシャルな解釈にはのけぞった。また三島のそれは周知のものと 誠に興味深い。この方面を無視して、日本の文化史は語れないのではないかという気がしてくる。それにしても、かの国宝たる尾形光琳「紅白梅図屏風」のセクシャルな解釈にはのけぞった。また三島のそれは周知のものとして、川端も・・・。やはり日本文化の底流にはそれが脈々と・・・。最後の「あとがきにかえて」も、これを頼りにかの地を探索してみたい誘惑にかられる?逸品。 …続きを読む
    パット長月
    2019年07月18日
    8人がナイス!しています

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