- 著者 渡部 泰明
- 発売日:
- 2020年10月30日
- 商品形態:
- 電子書籍
和歌史 なぜ千年を越えて続いたか
- 著者 渡部 泰明
- 発売日:
- 2020年10月30日
- 商品形態:
- 電子書籍
和歌とは何か。連綿と続く言葉の文化の謎を解明する!
人々は、万葉集の時代から言葉と人による網目のような縁をつくり、あるときには「本歌取り」を通して時代をこえた会話をし、一時代にはグループを作って時代ごとの言葉の塊を形成してきた。本書では、和歌の縦の歴史を追いながら、言葉と言葉によってできた網のようなつながりを解き明かす。表現の背後にある観念を析出し、系譜化する。和歌研究の地平をひらく画期的な書!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「和歌史 なぜ千年を越えて続いたか」感想・レビュー
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図書館にて。「後鳥羽院」。『後水尾院御集』の巻頭を飾る歌、〈試筆古今御伝授翌年 時しありと聞くもうれしき百千鳥さへずる春を今日は待ちえて〉。「百千鳥」は「稲負鳥(いなおおせどり)」「呼子鳥(よぶこどり …続きを読む2022年07月30日6人がナイス!しています
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短歌修行のために。この著者さん、寺山修司に感電しただけあって、短歌の精髄を掬う手つきに演劇的な(と言えばいいのか)おかしみがある。手つきというより体の動かしかたと言えばいいのかな。よい。古典の名歌に入 …続きを読む2021年05月17日6人がナイス!しています
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万葉の昔から続く和歌の歴史を時代毎、代表的な歌人の歌を中心に語る。とてもワクワクする本。渡部先生の歌への情熱が伝わってくる。岩波新書で渡部先生の和歌入門を読んだら、次はこの本で正解だったな。2022年02月25日5人がナイス!しています