VTJ前夜の中井祐樹 七帝柔道記外伝

VTJ前夜の中井祐樹 七帝柔道記外伝

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041070000
label

VTJ前夜の中井祐樹 七帝柔道記外伝

  • 著者 増田 俊也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041070000

この奇跡を、私が書かないで、いったい誰が書いてくれるというのか――

総合格闘技の黎明期に命を懸けて戦い、“400戦無敗の男”ヒクソン・グレイシーが「真のサムライ」と讃えた男を描く表題作。執念と努力の人、堀越英範の生き様を追う「超二流と呼ばれた柔道家」。東孝、猪熊功、木村政彦ら格闘家の生と死を見つめる「死者たちとの夜」。そのほか、著者の自伝的青春小説『七帝柔道記』の登場人物で、モデルとなった同期・先輩との対談を収録。人間の生きる意味に迫った、傑作ノンフィクション集。 総合格闘技の黎明期に命を懸けて戦い、“400戦無敗の男”ヒクソン・グレイシーが「真のサムライ」と讃えた男を描く表題作。執念と努力の人、堀越英範の生き様を追う「超二流と呼ばれた柔道家」。東孝、猪熊功、木村政彦ら格闘家の生と死を見つめる「死者たちとの夜」。そのほか、著者の自伝的青春小説『七帝柔道記』の登場人物で、モデルとなった同期・先輩との対談を収録。人間の生きる意味に迫った、傑作ノンフィクション集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「VTJ前夜の中井祐樹 七帝柔道記外伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 作者は学年では三つ下になる。物凄くありふれた言い方をすれば増田俊也にとって「人生に必要なことは全て北大柔道部で学んだ」ということになるだろうか。バーリトゥードジャパン95で戦った北大柔道部の後輩中井裕樹 作者は学年では三つ下になる。物凄くありふれた言い方をすれば増田俊也にとって「人生に必要なことは全て北大柔道部で学んだ」ということになるだろうか。バーリトゥードジャパン95で戦った北大柔道部の後輩中井裕樹のドキュメンタリーを初めとした3本の短いノンフィクションに、『七帝柔道記』の和泉主将と沢田のモデルの山田直樹との対談。やはりこんな濃密な人間関係は熱いし羨ましい、絶対自分には柔道なんて無理だけど。 …続きを読む
    rosetta
    2024年02月14日
    34人がナイス!しています
  • 表題作はもちろん、対談二つもホントによかったのですが、『死者たちとの夜』読んでいる最中は鳥肌立ちっぱなしでした。誰にでも、色んな分野にそれぞれ魂を震わせてくれる書き手というものがいるとおもうのですが、 表題作はもちろん、対談二つもホントによかったのですが、『死者たちとの夜』読んでいる最中は鳥肌立ちっぱなしでした。誰にでも、色んな分野にそれぞれ魂を震わせてくれる書き手というものがいるとおもうのですが、僕にとっての増田さんは間違いなくその一人です。『木村精政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』、以前読んだときにはその分厚さ(色んな意味での)にただただ圧倒されてしまったけど、もう一度読み直してみたくなりました。 …続きを読む
    秋 眉雄
    2020年08月19日
    26人がナイス!しています
  • 「人間の生きる意味に迫った、ノンフィクション集」(背表紙より)著者があとがきに書いている通り、テーマは生と死のあり方を問い続けるということだと思う。タイトル作品は日本のブラジリアン柔術および総合格闘技 「人間の生きる意味に迫った、ノンフィクション集」(背表紙より)著者があとがきに書いている通り、テーマは生と死のあり方を問い続けるということだと思う。タイトル作品は日本のブラジリアン柔術および総合格闘技の中興の祖である北大柔道部出身の中井さんの話。七帝柔道の仲間を若くして二人亡くし、自らも試合中の相手の反則行為で失明という大怪我を負われた。著者の柔道部の先輩和泉さんの「思いは繋がる」は彼らの置かれた立場を考えると言葉にならない。七帝柔道記の中で柔道部を途中退部した<<沢田>>こと山田さんとの対談も興味深い …続きを読む
    jjm
    2024年03月30日
    13人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品