大杉栄伝 永遠のアナキズム 電子版

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発売日:
2021年02月25日
商品形態:
電子書籍

大杉栄伝 永遠のアナキズム

  • 著者 栗原 康
発売日:
2021年02月25日
商品形態:
電子書籍

「生の負債化」に抵抗し続け、無支配の世界を構想した男を描く、傑作評伝!

第5回「いける本」大賞受賞、紀伊國屋じんぶん大 賞2015第6位の新評伝!

労働者、消費者、学生、夫、妻といった社会的アイデンティティを被らされ、「社会」の役に立つように動員されていく現代社会。
その「役に立つ」も、エッセンシャル・ワーカーを除いてはブルシット・ジョブ(デヴィッド・グレーバー)ばかりで、「やってる感」の演出のために長時間労働を強いられるばかり。
かつ、真に必要な仕事は低賃金を強いられ、新自由主義の歪みは極大化している。
“自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか?
これは、「生の負債化」である。
この「生の負債化」に対し、「生の無償性」が大杉栄のアナキズムの肝なのではないかという視点から、気鋭のアナキズム研究者が生の拡充、相互扶助の大杉思想を現代的に読み解いていく。
アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。
「生の負債化」に抵抗し続け、無支配の世界を構想した男・大杉栄。甘粕事件で国家に虐殺された、傑出した社会思想家にして運動家を新たな文体で描いた、傑作評伝!


※本書は二〇一三年に夜光社から刊行されたものを文庫化したものです。

【目次】
 はじめに

第一章 蜂起の思想
第二章 アナキズム小児病
第三章 ストライキの哲学
第四章 絶対遊戯の心
第五章 気分の労働運動
第六章 アナキストの本気

 おわりに
 文庫版あとがき
 脚注
 参考文献
 解説
 人物解説・索引

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

メディアミックス情報

NEWS

「大杉栄伝 永遠のアナキズム」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 学生の頃、授業をサボって好きなことに打ち込んだり、人の迷惑も顧みず自由奔放に振舞う人や行為をさして「アナーキーだね」と仲間内で評していたものだった。アナキズムには革命やテロ、過激な運動といったイメージ 学生の頃、授業をサボって好きなことに打ち込んだり、人の迷惑も顧みず自由奔放に振舞う人や行為をさして「アナーキーだね」と仲間内で評していたものだった。アナキズムには革命やテロ、過激な運動といったイメージが政治的にはあるが、本質的にはそればかりではないということだ。むしろアナキズムが暴力的なものとして発動するのは、人を隷従させようとする一層暴力的な資本主義の下でこそだろう。本書で特筆すべきは文体だ。「やばい、たのしすぎる」「えらそうだ」などと大杉が乗り移ったような著者自身のツッコミが頻繁に入り飽きさせない。 …続きを読む
    Chiyo K.
    2022年01月20日
    11人がナイス!しています
  • 子供の頃の腕白ぶりや自由恋愛などぶっ飛んでいるところがある大杉栄。「無政府主義」「アナーキー」と聞くと過激すぎて学ぶものはないのでは思っていたが、確かに過激で賛成できないところもあるが、管理されること 子供の頃の腕白ぶりや自由恋愛などぶっ飛んでいるところがある大杉栄。「無政府主義」「アナーキー」と聞くと過激すぎて学ぶものはないのでは思っていたが、確かに過激で賛成できないところもあるが、管理されることへの反発や自由を欲する姿勢は現代の組織人にも共感できるのではないか。この本を読んで、具体的な行動が変わるというものではないと思うが、読み物として面白かったので、無政府主義や大杉栄という人物に軽くでも興味を持った人にはオススメ。 …続きを読む
    ナン
    2022年04月28日
    10人がナイス!しています
  • 名前だけ知ってて具体的に何やったかよく知らない大杉栄。アナルコサンディカリズム、労働組合、労働運動。全ては「生の無償性」のために。 劣悪な労働環境である足尾銅山の労働者たちのために労働組合を作りに潜入 名前だけ知ってて具体的に何やったかよく知らない大杉栄。アナルコサンディカリズム、労働組合、労働運動。全ては「生の無償性」のために。 劣悪な労働環境である足尾銅山の労働者たちのために労働組合を作りに潜入したが、ヤクザの罠にハマり抜け出せなくなってしまった和田久太郎には不謹慎ながら笑ってしまった。その他にも面白い仲間多数。 …続きを読む
    kentaro mori
    2021年03月30日
    7人がナイス!しています

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