青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開

青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年12月08日
判型:
四六判
ページ数:
248
ISBN:
9784041058138

青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開

  • 著者 郷原 信郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年12月08日
判型:
四六判
ページ数:
248
ISBN:
9784041058138

史上最悪の不当判決はなぜ下されたのか? 担当弁護士が核心に迫る!

2014年6月、全国最年少市長、藤井浩人岐阜県美濃加茂市長を襲った、身に覚えのない浄水プラント収賄疑惑。贈賄を供述したのは、融資詐欺で取り調べ中の男だった。4億円近くの詐欺の余罪が不問にされており、警察、検察とのヤミ司法取引が裁判の焦点になった。一審では、贈賄供述者に虚偽供述の動機があったとして無罪判決。しかし、二審ではまさかの逆転有罪判決が下った。この国の司法はどうなっているのか。市長とともに司法の闇に挑んだ弁護士の熱き記録。

2014年6月、全国最年少市長、藤井浩人岐阜県美濃加茂市長を襲った、身に覚えのない浄水プラント収賄疑惑。贈賄を供述したのは、融資詐欺で取り調べ中の男だった。4億円近くの詐欺の余罪が不問にされており、警察、検察とのヤミ司法取引が裁判の焦点になった。一審では、贈賄供述者に虚偽供述の動機があったとして無罪判決。しかし、二審ではまさかの逆転有罪判決が下った。この国の司法はどうなっているのか。市長とともに司法の闇に挑んだ弁護士の熱き記録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

序章 奇跡はなぜ起きたのか 1章 私はなぜ潔白を確信したのか 2章 非道な取調べと裏付け証拠の無さ 3章 身柄奪還への人質司法との戦い 4章 市長を守った市民の圧倒的支持 5章 有罪視報道にどう立ち向かったか 6章 証言の信用性はどう判断されるか 7章 詐欺師の正体 8章 決して容易ではなかった一審無罪 9章 一審無罪事件の控訴審 10章 控訴審の迷走 11章 驚愕の逆転有罪判決 12章 上告審での再逆転無罪を確信する

「青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ニュースでちょこちょこ見てた収賄疑惑事件の経緯が知れます。国家権力恐ろしいわ。現役市長の収賄を立件という手柄に飛びついた検察。でも金額が30万ぽっちなのね…。あと賄賂を贈った人物のまあ怪しげなことと言っ ニュースでちょこちょこ見てた収賄疑惑事件の経緯が知れます。国家権力恐ろしいわ。現役市長の収賄を立件という手柄に飛びついた検察。でも金額が30万ぽっちなのね…。あと賄賂を贈った人物のまあ怪しげなことと言ったら! でもこの本残念なとこは、ルポライターじゃなくて主任弁護士が書いてるのでなんというか一方的ではあるよね。そして文章が固い。法律の専門用語が多すぎて読むのに難儀。 …続きを読む
    おかむら
    2018年02月28日
    31人がナイス!しています
  • さる6月1日に日本でも「司法取引制度」が施行された。いみじくも本書の問いかけの一つは「表向きは禁じられている司法取引と、被告人が検察側や裁判所の心証をよくする行為、両者の垣根はいったいどこにあるのだろ さる6月1日に日本でも「司法取引制度」が施行された。いみじくも本書の問いかけの一つは「表向きは禁じられている司法取引と、被告人が検察側や裁判所の心証をよくする行為、両者の垣根はいったいどこにあるのだろうか?」というもの。 これまでも水面下で司法取引があったのでは、と疑われている案件は枚挙に暇がない。だがこれからは「司法取引」が法律の担保を得て堂々と行われる。 それが果たして司法による裁きを公明正大なものとするのか?それともさらなる冤罪の苗床となるのか? 本書を読みながらそうした問いが脳裏をよぎっていた。  …続きを読む
    hk
    2018年06月16日
    25人がナイス!しています
  • 岐阜県美濃加茂市の青年市長に降りかかった30万円の収賄疑惑。身の潔白を主張して闘い一審無罪を勝ち取ったものの控訴審で有罪となり、さらに本書の出版直後に上告棄却により有罪確定、辞職に追い込まれた。弁護人当 岐阜県美濃加茂市の青年市長に降りかかった30万円の収賄疑惑。身の潔白を主張して闘い一審無罪を勝ち取ったものの控訴審で有罪となり、さらに本書の出版直後に上告棄却により有罪確定、辞職に追い込まれた。弁護人当事者による著書という偏りを考慮しても、明らかに冤罪としか思えない。そして一番の被害者は有能なリーダーを失った美濃加茂市民だろう。日本の司法の未来が暗く感じた一冊。 …続きを読む
    ふぇるけん
    2018年03月07日
    14人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品