失敗の法則 日本人はなぜ同じ間違いを繰り返すのか

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年07月14日
判型:
四六判
ページ数:
224
ISBN:
9784046019417

失敗の法則 日本人はなぜ同じ間違いを繰り返すのか

  • 著者 池田 信夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年07月14日
判型:
四六判
ページ数:
224
ISBN:
9784046019417

名著『失敗の本質』が描き切れなかった「失敗の8つの法則」とは何か?

なぜ、現場は優秀なのに無能なトップが多いのか、どうして日本人の働き方はいつまでも非効率なのか……。そして、日本人がいつも同じパターンの間違いを繰り返す理由は何なのか?

名著『失敗の本質』が描いたのは、日本人がどのようなときに「失敗」するのか、という日本軍の作戦の分析だった。だが著者はいう。『失敗の本質』は個々の分析は素晴らしいが、抽象化が不十分なため、繰り返し起こる失敗の原因がよくわからない、と。

本書は『失敗の本質』がパターン化できなかった「失敗の法則」について、東芝崩壊、電通事件、豊洲移転問題から原発事故まで、現代日本の「失敗」のなかで行なわれた「日本人の決め方」を緻密に分析し、それを8パターンにまとめたものである。

そうした「失敗のパターン」を理解できれば、組織のなかで「失敗しないため」にはどうすればよいのか、という戦略も見えてくる。山本七平、丸山眞男などの日本人研究から最新の経済学まで膨大な知見をもとに展開される、どこにもない日本人論の誕生。


【本書の内容】
プロローグ 優秀な兵士と無能な将軍
第1法則 現場が強いリーダーを許さない
第2法則 部分が全体を決める
第3法則 非効率を残業でカバーする
第4法則 「空気」は法律を超える
第5法則 企業戦略は出世競争で決まる
第6法則 サンクコストを無視できない
第7法則 小さくもうけて大きく損する
第8法則 「軽いみこし」は危機に弱い
エピローグ 勤勉革命の終わり
なぜ、現場は優秀なのに無能なトップが多いのか、どうして日本人の働き方はいつまでも非効率なのか……。そして、日本人がいつも同じパターンの間違いを繰り返す理由は何なのか?

名著『失敗の本質』が描いたのは、日本人がどのようなときに「失敗」するのか、という日本軍の作戦の分析だった。だが著者はいう。『失敗の本質』は個々の分析は素晴らしいが、抽象化が不十分なため、繰り返し起こる失敗の原因がよくわからない、と。

本書は『失敗の本質』がパターン化できなかった「失敗の法則」について、東芝崩壊、電通事件、豊洲移転問題から原発事故まで、現代日本の「失敗」のなかで行なわれた「日本人の決め方」を緻密に分析し、それを8パターンにまとめたものである。

そうした「失敗のパターン」を理解できれば、組織のなかで「失敗しないため」にはどうすればよいのか、という戦略も見えてくる。山本七平、丸山眞男などの日本人研究から最新の経済学まで膨大な知見をもとに展開される、どこにもない日本人論の誕生。


【本書の内容】
プロローグ 優秀な兵士と無能な将軍
第1法則 現場が強いリーダーを許さない
第2法則 部分が全体を決める
第3法則 非効率を残業でカバーする
第4法則 「空気」は法律を超える
第5法則 企業戦略は出世競争で決まる
第6法則 サンクコストを無視できない
第7法則 小さくもうけて大きく損する
第8法則 「軽いみこし」は危機に弱い
エピローグ 勤勉革命の終わり

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

プロローグ 優秀な兵士と無能な将軍
第1法則 現場が強いリーダーを許さない
第2法則 部分が全体を決める
第3法則 非効率を残業でカバーする
第4法則 「空気」は法律を超える
第5法則 企業戦略は出世競争で決まる
第6法則 サンクコストを無視できない
第7法則 小さくもうけて大きく損する
第8法則 「軽いみこし」は危機に弱い
エピローグ 勤勉革命の終わり

「失敗の法則 日本人はなぜ同じ間違いを繰り返すのか」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この筆者のHPのかなり昔からの読者で、そこで論じられていたことをまとめたものであると思いました。東芝問題、電通、東電などなど結構マスコミの論調とは一味異なった面での分析をしてくれています。ただその時々に この筆者のHPのかなり昔からの読者で、そこで論じられていたことをまとめたものであると思いました。東芝問題、電通、東電などなど結構マスコミの論調とは一味異なった面での分析をしてくれています。ただその時々によって言っていることが若干変わってきたりするところが残念です。 …続きを読む
    KAZOO
    2017年08月03日
    108人がナイス!しています
  • とてもわかりやすい。アゴラの連載記事らしい。初めて行政の授業が役立った。サンクコスト(埋没費用)の例えもわかりやすいが、やっぱりもったいないからレストランで食べ残せないなぁ。 とてもわかりやすい。アゴラの連載記事らしい。初めて行政の授業が役立った。サンクコスト(埋没費用)の例えもわかりやすいが、やっぱりもったいないからレストランで食べ残せないなぁ。
    ヒデミン@もも
    2017年08月16日
    45人がナイス!しています
  • 5年半ぶりの再読。名著「失敗の本質」で失敗作戦の優れた分析の抽象化が不十分であると不満な著者が、日本の失敗の本質であると考える【現場主義による部分最適化】【誰も決めない空気の支配】を8つのケーススタディ 5年半ぶりの再読。名著「失敗の本質」で失敗作戦の優れた分析の抽象化が不十分であると不満な著者が、日本の失敗の本質であると考える【現場主義による部分最適化】【誰も決めない空気の支配】を8つのケーススタディでこれでもかと適応し、分析を繰り返す。うんざりしながらもエピローグにようやく到達して、冒頭、「日本人の失敗のパターンが同じなので、うんざりした読者も多いことだろう。」の一文に、すっかり著者の作戦にはまっていた自分に気づき思わずニンマリ。空気を読まないことがイノベーション、これが全てですね。 …続きを読む
    99trough99
    2023年05月04日
    22人がナイス!しています

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