東京の子

東京の子

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年02月08日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041052679

東京の子

  • 著者 藤井 太洋
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年02月08日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041052679

この小説は、これから「’20年代」を 生き抜いていく我々の希望になる。

東京オリンピックの熱狂は終わった。 これからみんな、搾取されて生きていくのかもしれない。 モラルも理想もすっからかんになったこの国だけど、 僕たちは自分の足で、毎日を駆け抜けていくんだ。 東京オリンピックの熱狂は終わった。 これからみんな、搾取されて生きていくのかもしれない。 モラルも理想もすっからかんになったこの国だけど、 僕たちは自分の足で、毎日を駆け抜けていくんだ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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藤井太洋『東京の子』 プロモーションビデオ

「東京の子」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • カバーの写真とタイトルに惹かれて。2023年?来年じゃないですか!東京オリンピックの跡地問題とか、外国人労働者の激増とか・・問題山積み。避けては通れない現状に苦手なカタカナは斜め読み(汗)そこに映像的に映 カバーの写真とタイトルに惹かれて。2023年?来年じゃないですか!東京オリンピックの跡地問題とか、外国人労働者の激増とか・・問題山積み。避けては通れない現状に苦手なカタカナは斜め読み(汗)そこに映像的に映えるパルクールがカッコイイ。本名に還る〈トウキョウ・ニッパー〉・舟津怜の変化にワクワクドキドキが止まらなかった。今頃の読書だが、面白く読んだ。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2022年04月07日
    156人がナイス!しています
  • 図書館本。東京オリンピック後の東京。外国人問題など現実味あるお話。ただなにかぐっとくるものがなく、嵌まらなかった。すいませんが。 図書館本。東京オリンピック後の東京。外国人問題など現実味あるお話。ただなにかぐっとくるものがなく、嵌まらなかった。すいませんが。
    ナイスネイチャ
    2019年04月04日
    117人がナイス!しています
  • この作家は初めて読む。東京オリンピックの3年後、有明に設立された教育・労働施設内の外国人学生・労働者を描く。新たな戸籍を入手し別の人間として生きる主人公や、海外から日本にやってきた実習生たちの不安定な この作家は初めて読む。東京オリンピックの3年後、有明に設立された教育・労働施設内の外国人学生・労働者を描く。新たな戸籍を入手し別の人間として生きる主人公や、海外から日本にやってきた実習生たちの不安定な生活への言及は、実は元々日本に住んでいる日本人の置かれている危機的な不安定状態を暗示している。国民の半数以上がこの国は良い国だと思い込まされ、選挙権を行使せず、一部の政治家の思いのままになっている実態を、架空の話を通して語る。設定や展開が複雑で、決して読みやすい小説ではないし、好き嫌いが分かれる1冊だと思う。 …続きを読む
    藤枝梅安
    2023年01月03日
    90人がナイス!しています

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著者紹介

藤井 太洋(ふじい たいよう)

1971年生まれ。2014年に発表した『オービタル・クラウド』で日本SF大賞、星雲賞を受賞。

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