- 著者 花房観音
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041041062
京都 恋地獄
- 著者 花房観音
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041041062
男と女が堕ちたのは、狂おしい恋か、地獄の闇か――
京都にひっそりと暮らす女性作家には、忘れられない男がいた。妻子がいながらも、女癖が悪く、夢を追いつづけた男は、彼女の身体と心に燃えたつような快楽の痕を残していた。夏のある日、取材で幽霊が見えるという老女に会う。愛する男を必ず喪うという数奇な運命に翻弄される老女の話を聞くうちに、封印したはずの愛の記憶が蠢きだす……。古都を舞台に、男女の愛欲と情念が絡み合うさまを、艶やかな筆致で描く。
トピックス
メディアミックス情報
NEWS
「京都 恋地獄」感想・レビュー
-
何冊か読んだ花房観音。尊敬する読友さんの評価を見ながら、苦手意識を持つ自分のお子様さ、浅さを情けなく思っていた。が。しかし。これはイケた。相当良い。私にも漸く花房観音の耽美、恋の業、情念の一片が刺さっ …続きを読む2017年07月25日116人がナイス!しています
-
半分ジャケ買い。半分ペンネームに興味を惹かれた。自分で自分を「観音」と名乗るとは、どんな作者なのだろうと。取っておくような内容ではないだろうと思い、すぐ読んだ。作者唯一の恋愛小説ということだけど、まぁ …続きを読む2016年06月05日93人がナイス!しています
-
京都に移り住んだ女性作家がいつも想ってしまう男がいた。どうしようもない男なのに忘れられない。それはただ単に欲に溺れていたのか相性が良かったからなのか。いや本気だったから。取材で出会った墓守女の若い頃の …続きを読む2020年02月16日46人がナイス!しています