老いる東京

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年03月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040820088
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老いる東京

  • 著者 佐々木 信夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年03月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040820088

小池都政が急ぎやるべきこと。人もインフラも老いる東京の問題は地方の縮図

空き家急増、3人に1人が高齢者の時代――。築地市場移転や五輪施設問題ばかり話題になるが、首都・東京の生活都市としての寿命は待ったなし。待機児童や高齢者対策に加え、建設から50年以上経つ道路や橋などインフラの劣化も進んでいる。東京への一極集中は限界で、“大都市は豊かだ”といわれた時代は終焉を迎えている。周縁部から限界集落化が始まるニュータウンなど、深刻化する東京の諸問題に、都政を長年見てきた著者が切り込む。 空き家急増、3人に1人が高齢者の時代――。築地市場移転や五輪施設問題ばかり話題になるが、首都・東京の生活都市としての寿命は待ったなし。待機児童や高齢者対策に加え、建設から50年以上経つ道路や橋などインフラの劣化も進んでいる。東京への一極集中は限界で、“大都市は豊かだ”といわれた時代は終焉を迎えている。周縁部から限界集落化が始まるニュータウンなど、深刻化する東京の諸問題に、都政を長年見てきた著者が切り込む。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1章 なぜ“第3の東京論”なのか
第2章 人口減少による構造的な問題
第3章 東京の構造をどう変えるのか
第4章 老いる東京“少子高齢化”の罠
第5章 東京の働き方改革、人間福祉
第6章 劣化する東京の“都市インフラ”
第7章 ニュータウンの落日、再生
終章  これからの日本をどうする

「老いる東京」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 人もインフラも老いていく東京(ひいては日本)をどう考えていくか。健康年齢の伸長を背景に定年延長や高齢者の活躍の場の可能性。経済都市から生活都市への転換。空き家、廃施設の再活用に向けた行政への規制緩和の 人もインフラも老いていく東京(ひいては日本)をどう考えていくか。健康年齢の伸長を背景に定年延長や高齢者の活躍の場の可能性。経済都市から生活都市への転換。空き家、廃施設の再活用に向けた行政への規制緩和の提案など。東京一極集中に対する考え方を積極的肯定/消極的肯定/否定といったような形で数パターンに分類し、筆者からは国鉄民営化の際のイメージを思い描きながら全国10州程度の新たな区分制度、大阪副首都案を提唱。近々に抱える問題について解説し一定の考えも述べられていて参考になった。 …続きを読む
    百木
    2017年12月13日
    3人がナイス!しています
  • 元東京都職員であり地方政治の第一人者である佐々木信夫さんによる、2020以降の東京が急激に高齢化して劣化しかねない予測を明らかにし、その対策を提言した内容。小池ブームに対する嫌悪感を見え隠れさせながら、唐 元東京都職員であり地方政治の第一人者である佐々木信夫さんによる、2020以降の東京が急激に高齢化して劣化しかねない予測を明らかにし、その対策を提言した内容。小池ブームに対する嫌悪感を見え隠れさせながら、唐突な改革案をぶつけるというやり方で東京大改革に対峙できるのか、まずは第一次試験となる都議選に注目です。 …続きを読む
    三上 直樹
    2017年05月18日
    1人がナイス!しています
  • 老いていく都市・東京。着眼点は良かったが結論は「道州制」。まぁ理屈は分かるが、納得できない。 老いていく都市・東京。着眼点は良かったが結論は「道州制」。まぁ理屈は分かるが、納得できない。
    二人娘の父
    2017年04月06日
    0人がナイス!しています

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