かにみそ 電子版
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発売日:
2015年09月25日
商品形態:
電子書籍

かにみそ

  • 著者 倉狩 聡
発売日:
2015年09月25日
商品形態:
電子書籍

それは聡明で無垢で愛おしい、蟹。日本ホラー小説大賞優秀賞受賞の話題作!

全てに無気力な私が拾った小さな蟹。何でも食べるそれは、頭が良く、人語も解する。食事を与え、蟹と喋る日常。そんなある日、私は恋人の女を殺してしまうが……。私と不思議な蟹との、奇妙で切ない泣けるホラー。

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「かにみそ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • グロテスクな描写もあるのに、通奏低音のように常に感じられるもの悲しさ。どちらも、生き辛さを抱えながらよるべなく漂うように孤独に生きる2編の主人公。やっとできた愛おしい存在を同時に疎ましく感じてしまう。 グロテスクな描写もあるのに、通奏低音のように常に感じられるもの悲しさ。どちらも、生き辛さを抱えながらよるべなく漂うように孤独に生きる2編の主人公。やっとできた愛おしい存在を同時に疎ましく感じてしまう。でも疎ましく思いながらも執着せずにはいられない。ひとは何と複雑な内面を持っているのか。2編ともラストの締めをくっきり締めてくれれば傑作、になっただろう。 …続きを読む
    みっちゃん
    2019年09月10日
    161人がナイス!しています
  • ★★★☆☆ 初読。「かにみそ」拾った蟹は知性があり、話し、そして人を喰う…。主人公が、感情や他人への共感が異様に希薄なことに驚く。そんな彼が、他人の生命は容易く奪ってはいけない、かけがえのない存在なの ★★★☆☆ 初読。「かにみそ」拾った蟹は知性があり、話し、そして人を喰う…。主人公が、感情や他人への共感が異様に希薄なことに驚く。そんな彼が、他人の生命は容易く奪ってはいけない、かけがえのない存在なのだと気付く瞬間が来るのだが…。遅いよね、気付くのが。アレは本当に蟹なのか? 「百合の火葬」静かに侵略する百合っぽいもの?の恐怖。しゃらしゃらと囁き、周囲の生命力を吸い尽くす。清野さんはどういう存在なの? 二作とも匂いや触感、音などの描写が丁寧で、静謐な筆致も独特な雰囲気。蟹も百合も襲われたら怖いですね。 …続きを読む
    bookkeeper
    2019年02月16日
    127人がナイス!しています
  • 無気力な主人公は蟹を見つけ家に連れて帰った。その蟹は雑食?何でも食べ、言葉が分かるような振る舞いをする。蟹が言葉を話すことに気付いた時、何となくそれが当たり前のようで…。蟹の食費を稼ぐためせっせと働き 無気力な主人公は蟹を見つけ家に連れて帰った。その蟹は雑食?何でも食べ、言葉が分かるような振る舞いをする。蟹が言葉を話すことに気付いた時、何となくそれが当たり前のようで…。蟹の食費を稼ぐためせっせと働き、蟹が吸収した知識が入ってきたり、なんといっても愛着が湧いてきて生活に変化が。そんなある日、恋人を殺してしまう。そしてそれを蟹が食す。それから蟹は人肉の味を覚え、毎日のように人を殺しては食べの日々。やってることはグロいのにお互い思いやりを持つ優しい関係が溢れ出てる。そして最後は愛が溢れてる?!『かにみそ』。→ …続きを読む
    りゅう☆
    2018年10月23日
    115人がナイス!しています

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