かにみそ

第20回 日本ホラー小説大賞 優秀賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041030134

第20回 日本ホラー小説大賞 優秀賞

かにみそ

  • 著者 倉狩 聡
  • カバーイラスト 西島 大介
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2015年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041030134

それは聡明で無垢で愛おしい、蟹。日本ホラー小説大賞優秀賞受賞の話題作!

全てに無気力な20代無職の「私」は、ある日海岸で小さな蟹を拾う。
それはなんと人の言葉を話し、小さな体で何でも食べる。
奇妙に楽しい暮らしの中、私は彼の食事代のため働き始めることに。
しかし私は、職場で出来た彼女を衝動的に殺してしまう。
そしてふと思いついた。
「蟹……食べるかな、これ」。
すると蟹は言った。
「じゃ、遠慮なく……」
捕食者と「餌」が逆転する時、生まれた恐怖と奇妙な友情とは。
話題をさらった「泣けるホラー」。


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「かにみそ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 無気力な主人公は蟹を見つけ家に連れて帰った。その蟹は雑食?何でも食べ、言葉が分かるような振る舞いをする。蟹が言葉を話すことに気付いた時、何となくそれが当たり前のようで…。蟹の食費を稼ぐためせっせと働き 無気力な主人公は蟹を見つけ家に連れて帰った。その蟹は雑食?何でも食べ、言葉が分かるような振る舞いをする。蟹が言葉を話すことに気付いた時、何となくそれが当たり前のようで…。蟹の食費を稼ぐためせっせと働き、蟹が吸収した知識が入ってきたり、なんといっても愛着が湧いてきて生活に変化が。そんなある日、恋人を殺してしまう。そしてそれを蟹が食す。それから蟹は人肉の味を覚え、毎日のように人を殺しては食べの日々。やってることはグロいのにお互い思いやりを持つ優しい関係が溢れ出てる。そして最後は愛が溢れてる?!『かにみそ』。→ …続きを読む
    りゅう☆
    2018年10月23日
    114人がナイス!しています
  • 可愛い表紙とタイトルのインパクトに惹かれて、以前から興味ありました。でもあらすじ知らずに読んだので「えーっそうくるか?!」って驚きポイントが次々と。表紙のような軽いコミカルな話ではないです。でも「泣け 可愛い表紙とタイトルのインパクトに惹かれて、以前から興味ありました。でもあらすじ知らずに読んだので「えーっそうくるか?!」って驚きポイントが次々と。表紙のような軽いコミカルな話ではないです。でも「泣けるホラー」でもない。芥川賞向きのようなシュールな作品。寄生獣のミギー思い出しました。蟹という血や心が通い合わない無機質で不気味な、なのに食べると美味という生き物を選んだのは秀逸です。2編目の百合の話も雰囲気があってよかったです。百合の花の美しさや香りは「夢十夜」のように美女の化身や人の情念がとても似合います。 …続きを読む
    sea&pink(しーぴん)
    2019年02月16日
    112人がナイス!しています
  • 2編のホラー。夫の推薦本。怖かったよ。 「かにみそ」は、美しく小さな蟹と主人公の奇妙な友情…文学的な滑り出しだったのに、育って変化していく蟹の怖いこと。人の言葉は話すけど、怒りがわからない、八百万の神 2編のホラー。夫の推薦本。怖かったよ。 「かにみそ」は、美しく小さな蟹と主人公の奇妙な友情…文学的な滑り出しだったのに、育って変化していく蟹の怖いこと。人の言葉は話すけど、怒りがわからない、八百万の神さまみたいな、ドライでチャーミングな蟹の圧倒的な存在感が恐怖を煽る、煽る。ラストが良かった。 「百合の火葬」は、人の記憶や命を吸う百合。こっちのほうが怖かった。母子の情とか、線の細い美しい女性とか、記憶とか、紫の霧とか、百合の香りとかがぐるぐると回る感じ。 …続きを読む
    オリーブ子
    2017年05月24日
    106人がナイス!しています

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