白河法皇 中世をひらいた帝王

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044092047
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白河法皇 中世をひらいた帝王

  • 著者 美川 圭
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044092047

稀代の専制君主が恐れたものとは。白河法皇の実像と院政誕生の背景に迫る。

賀茂川の水、双六の賽、山法師。これ以外思い通りにならないものはないと豪語した白河法皇。激動の時代、角逐する政治勢力から天皇制を守るために院政を生みだした「専制君主」の、知られざる実像に迫る。 賀茂川の水、双六の賽、山法師。これ以外思い通りにならないものはないと豪語した白河法皇。激動の時代、角逐する政治勢力から天皇制を守るために院政を生みだした「専制君主」の、知られざる実像に迫る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
プロローグ────白河天皇生誕のとき

第一章 専制君主の誕生
一 父、後三条天皇
二 専制君主への道
第二章 院政とは
第三章 だれが院政を担ったのか
一 変わる貴族
二 台頭する武士
第四章 強訴の時代
一 なぜ強訴するのか
二 王家の権威
第五章 都市王権としての院政
一 平安京と白河
二 鳥羽と宇治
エピローグ────死への門出

あとがき
文庫版あとがき
参考文献
白河法皇関連略年譜

「白河法皇 中世をひらいた帝王」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • NHK出版より刊行されたものを文庫化した。白河法皇の生涯を描きながら、専制君主を生み出した歴史を見ていく。古代から中世へいという時代の転換点にあたり、白河法皇の行為は意思とは別に時代を前へ前へと進めて行 NHK出版より刊行されたものを文庫化した。白河法皇の生涯を描きながら、専制君主を生み出した歴史を見ていく。古代から中世へいという時代の転換点にあたり、白河法皇の行為は意思とは別に時代を前へ前へと進めて行くように作用したのだった。◆白河法皇は1053年に、父を後冷泉天皇の皇太弟尊仁親王、母を藤原北家閑院流の権中納言公成の娘茂子として生まれた。1068年に父が後三条天皇として即位した。宇多天皇以来170年ぶりの藤原氏あるいは摂関家を外戚としない天皇であった。藤原頼通の異母弟能信(茂子の養父)のおかげであった。 …続きを読む
    Hiroshi
    2020年04月16日
    7人がナイス!しています
  • なぜ摂関家から院に権力が移ったか、院政期に向かって政治システムがどう変化していったかという話に読ませるものがある なぜ摂関家から院に権力が移ったか、院政期に向かって政治システムがどう変化していったかという話に読ませるものがある
    pogeko
    2019年02月11日
    1人がナイス!しています

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