- 著者 宇江佐 真理
- 発売日:
- 2013年01月17日
- 商品形態:
- 電子書籍
三日月が円くなるまで 小十郎始末記
- 著者 宇江佐 真理
- 発売日:
- 2013年01月17日
- 商品形態:
- 電子書籍
生きてゆくのは、これでなかなか切ないもので…。ほろ苦くも切ない、青年武士の江戸の青春を描く時代小説。
仙石藩士・刑部小十郎は、藩の御長屋を出て、江戸市中の借家に居を移した。仙石藩はかねてより隣接する島北藩と不仲だったが、仙石藩主が島北に面子を潰される事件「檜騒動」が勃発、小十郎の朋輩・正木庄左衛門は義憤に駆られ、藩主の汚名をそそごうとしていた。小十郎は、その助太刀を命じられたのだ。大家である古道具屋・紅塵堂の娘・ゆたとの淡い恋をはじめ、人情篤き人々に囲まれた、ほろ苦く切ない江戸の青春時代小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。