ふわふわさんがふる

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年04月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
248
ISBN:
9784048665063
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ふわふわさんがふる

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年04月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
248
ISBN:
9784048665063

『電波女』の入間人間が描く、白く儚いセンチメンタル・ストーリー。

 この星にはふわふわさんという存在がある。生き物かどうかは今のところ分からない。でも、人の形をしてこの地に立つ。すべてのふわふわさんは、失われた者の姿を真似して、存在する。僕としては、いわゆる『よみがえり』なんてものは信じていないけれど……。
 目の前で、綿毛が渦を巻き、幼い少女が現れた。 『ふわふわさん773』。 僕は思考のノイズに延々、苛まれ続ける。あれは見間違えるはずもなく。十年前に僕の世界から失われた、ねえさんだった。
 この星にはふわふわさんという存在がある。生き物かどうかは今のところ分からない。でも、人の形をしてこの地に立つ。すべてのふわふわさんは、失われた者の姿を真似して、存在する。僕としては、いわゆる『よみがえり』なんてものは信じていないけれど……。
 目の前で、綿毛が渦を巻き、幼い少女が現れた。 『ふわふわさん773』。 僕は思考のノイズに延々、苛まれ続ける。あれは見間違えるはずもなく。十年前に僕の世界から失われた、ねえさんだった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ふわふわさんがふる」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 入間さん、やっぱりいいな。地の文が無駄なく綺麗だから。オチが好きというより、オチの明かし方がストンときた。少年が語る最後の二行は秀逸だね。私の中ではだけれど。心地の良い世界観で、でもやっぱりちょっぴり 入間さん、やっぱりいいな。地の文が無駄なく綺麗だから。オチが好きというより、オチの明かし方がストンときた。少年が語る最後の二行は秀逸だね。私の中ではだけれど。心地の良い世界観で、でもやっぱりちょっぴりスパイシーだから飽きないな。思い返すと高評価だった。今回選んだ一行は…「ふわふわさん773はお前をヒフミ、と呼ぶ」。読んだ人ならこれを選んだ理由、なんとなく分かってくれるかなぁと思ったり思わなかったり。相変わらずふわふわした感想になってしまったけど、いいか。今回はふわふわさんだし。ふわふわだし。 …続きを読む
    しずく
    2014年05月21日
    35人がナイス!しています
  • ほんわか系のお話かと思ったら、入間さんらしく最後にやってくれました。けど、ほんわか系で終わって欲しかったな。これって 続きあるよね?これで終わらないよね?ヒフミはナナミから親がそんな名前が好きでつけた ほんわか系のお話かと思ったら、入間さんらしく最後にやってくれました。けど、ほんわか系で終わって欲しかったな。これって 続きあるよね?これで終わらないよね?ヒフミはナナミから親がそんな名前が好きでつけたんだろうなぁと予測できたけど他の人までそんな感じとは想像すらしてなかった・・。 …続きを読む
    チェシャ猫
    2014年10月22日
    27人がナイス!しています
  • 著者はラブコメと言ってるけど、これはSF…かなぁ。最初はとっつきにくかったけど、世界設定を理解してからは楽しんで読めた。ふわふわさん773のセリフが渕上舞さんの声で再生された、773可愛い。もっと色んなふわふ 著者はラブコメと言ってるけど、これはSF…かなぁ。最初はとっつきにくかったけど、世界設定を理解してからは楽しんで読めた。ふわふわさん773のセリフが渕上舞さんの声で再生された、773可愛い。もっと色んなふわふわさんの話を読んでみたい気もするけど、だらだらやらないでここで終わるからいいのかもなぁ。 …続きを読む
    coco夏ko10角
    2014年05月13日
    27人がナイス!しています

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