- 著者 入間 人間
- イラスト loundraw
- 発売日:
- 2014年07月24日
- 商品形態:
- 電子書籍
ふわふわさんがふる
- 著者 入間 人間
- イラスト loundraw
- 発売日:
- 2014年07月24日
- 商品形態:
- 電子書籍
『電波女』の入間人間が描く、白く儚いセンチメンタル・ストーリー。
この星にはふわふわさんという存在がある。生き物かどうかは今のところ分からない。でも、人の形をしてこの地に立つ。すべてのふわふわさんは、失われた者の姿を真似して、存在する。僕としては、いわゆる『よみがえり』なんてものは信じていないけれど……。 目の前で、綿毛が渦を巻き、幼い少女が現れた。 『ふわふわさん773』。 僕は思考のノイズに延々、苛まれ続ける。あれは見間違えるはずもなく。十年前に僕の世界から失われた、ねえさんだった。
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「ふわふわさんがふる」感想・レビュー
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入間さん、やっぱりいいな。地の文が無駄なく綺麗だから。オチが好きというより、オチの明かし方がストンときた。少年が語る最後の二行は秀逸だね。私の中ではだけれど。心地の良い世界観で、でもやっぱりちょっぴり …続きを読む2014年05月21日32人がナイス!しています
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著者はラブコメと言ってるけど、これはSF…かなぁ。最初はとっつきにくかったけど、世界設定を理解してからは楽しんで読めた。ふわふわさん773のセリフが渕上舞さんの声で再生された、773可愛い。もっと色ん …続きを読む2014年05月13日26人がナイス!しています
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夕方の空から降ってくる綿毛が死者の姿になる“ふわふわさん”の存在する世界。車椅子の僕のもとにも10年前に死んだ姉の姿の「ふわふわさん773」が舞い降りる。亡くなった当時の姿で現れ、姉の姿ながらも別人の …続きを読む2014年04月10日26人がナイス!しています