FREECELL vol.68

FREECELL vol.68

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年05月29日
判型:
A4判
ページ数:
68
ISBN:
9784048985178

FREECELL vol.68

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年05月29日
判型:
A4判
ページ数:
68
ISBN:
9784048985178
上田竜也 初の小説『この声が届くまで』セルフライナーノーツ表紙巻頭12P

(以下序文)
世間から注目されないまま、デビューもままならずに10年が経過してしまった5人組バンドzion (シオン)。ある日、その現状に耐えかねたキーボードのマサが脱退してしまう。主人公であるボーカルの龍はキレるが、すぐに心を立て直して宣言。「割り切って四人でやるしかねーだろ」。そしてメンバーが一名減ったことを感じさせない「新しいインパクト」を求めて、今までとは違う楽曲作りに邁進して行き、ついにデビューのきっかけを掴むのだが・・・というバンドものでもある上田竜也の初の小説『この声が届くまで』。本人が「一つのプロジェクト」と語っているように本作は彼にとって作家デビュー作というよりも、今後の映像化などの可能性を呼び込む”原作”作りの意識が強いようだ。そこで今回のビジュアルはその観点から、作品内に登場するヒロインの七海の水鉄砲と夏祭りの金魚すくいのポイを使って、FREECELL視点で『この声が届くまで』を早速二次創作してみました! また『この声が届くまで』を精読した結果、この作品は行間と作中の暗喩をいかに読むかが鍵では?という思いに至ったので、インタビューテキストも上田さんが小説という形式を使って伝えたかった思いの輪郭を出来るだけ正確になぞることを心がけました!

(以下見出しより)
「最初のきっかけは、舞台でも、実写でも、漫画でも、何かの原作になるものを作れたらいいなと思いまして、まずは何か書いてみようということで始めたんです。 バンドを軸とした物語を2つ考えて、両方提出した時にこっちの方が魅力があるなということで、主人公の龍と彼のバンドのzionの話を広げていって『この声が届くまで』になりました」

(小説の中に登場する楽曲は実際の曲として音は鳴っているのか?という質問に)
「それは鳴っています。たとえば小説に登場する 《レクイエム 怒りの日》はクラシックモチーフでビジュアル映えしそうなデモだけ作ったことあるんですよ。自分でもzionがライブに出てくる時のOvertuneみたいな感じの雰囲気に《レクイエム 怒りの日》はめちゃくちゃ合っていると思います。もう一曲は自分が初めて作った曲で、それを小説用に歌詞をちょっと直しています。この曲に関しては『この声が届くまで』が出た後で小説のバージョンの歌詞で歌ったら、自分の中からまたちょっと違う感情が出て来てきっと面白いと思います」

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』原田泰造×中島颯太 対談10P
上田竜也 初の小説『この声が届くまで』セルフライナーノーツ表紙巻頭12P

(以下序文)
世間から注目されないまま、デビューもままならずに10年が経過してしまった5人組バンドzion (シオン)。ある日、その現状に耐えかねたキーボードのマサが脱退してしまう。主人公であるボーカルの龍はキレるが、すぐに心を立て直して宣言。「割り切って四人でやるしかねーだろ」。そしてメンバーが一名減ったことを感じさせない「新しいインパクト」を求めて、今までとは違う楽曲作りに邁進して行き、ついにデビューのきっかけを掴むのだが・・・というバンドものでもある上田竜也の初の小説『この声が届くまで』。本人が「一つのプロジェクト」と語っているように本作は彼にとって作家デビュー作というよりも、今後の映像化などの可能性を呼び込む”原作”作りの意識が強いようだ。そこで今回のビジュアルはその観点から、作品内に登場するヒロインの七海の水鉄砲と夏祭りの金魚すくいのポイを使って、FREECELL視点で『この声が届くまで』を早速二次創作してみました! また『この声が届くまで』を精読した結果、この作品は行間と作中の暗喩をいかに読むかが鍵では?という思いに至ったので、インタビューテキストも上田さんが小説という形式を使って伝えたかった思いの輪郭を出来るだけ正確になぞることを心がけました!

(以下見出しより)
「最初のきっかけは、舞台でも、実写でも、漫画でも、何かの原作になるものを作れたらいいなと思いまして、まずは何か書いてみようということで始めたんです。 バンドを軸とした物語を2つ考えて、両方提出した時にこっちの方が魅力があるなということで、主人公の龍と彼のバンドのzionの話を広げていって『この声が届くまで』になりました」

(小説の中に登場する楽曲は実際の曲として音は鳴っているのか?という質問に)
「それは鳴っています。たとえば小説に登場する 《レクイエム 怒りの日》はクラシックモチーフでビジュアル映えしそうなデモだけ作ったことあるんですよ。自分でもzionがライブに出てくる時のOvertuneみたいな感じの雰囲気に《レクイエム 怒りの日》はめちゃくちゃ合っていると思います。もう一曲は自分が初めて作った曲で、それを小説用に歌詞をちょっと直しています。この曲に関しては『この声が届くまで』が出た後で小説のバージョンの歌詞で歌ったら、自分の中からまたちょっと違う感情が出て来てきっと面白いと思います」

『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』原田泰造×中島颯太 対談10P

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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