- 著者 田中 史生
- 発売日:
- 2016年01月25日
- 商品形態:
- 電子書籍
国際交易の古代列島
- 著者 田中 史生
- 発売日:
- 2016年01月25日
- 商品形態:
- 電子書籍
古代社会をつくった交易ネットワーク。その贈与と互酬のシステムを探る!
国家誕生以前の古代において、越境的な交易関係は、文化の異なる地域や集団間でどのようにして結ばれ、いかに社会変容をもたらしてきたか。王権や国家間の外交史として語られがちな国際交易を、首長層ネットワークと威信財となったモノの動き、「海商の誕生」、東アジア海域での連鎖的で広域的な社会関係、唐物が偏重された背景などから探り、弥生時代からはじまる多様でグローバルな交易の実態を通史的に明らかにする。
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「国際交易の古代列島」感想・レビュー
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邪馬台国以前から平安時代頃までの東アジアと日本列島の交易史。日本史の中で、外国ー東アジアとの交渉を目にし耳にすることは多いが、メインテーマとして扱った本は少ない。この本を読んで、日本史をかえりみると、 …続きを読む2016年05月19日22人がナイス!しています
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主には中国大陸や朝鮮半島との交易が紹介されているが、奄美地方など南島や東北や北海道との交易にも触れている。扱われている時代範囲も広く、古代における交易の全体像をイメージするのは簡単ではない。国家の歴史 …続きを読む2019年07月30日7人がナイス!しています
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日本は北部九州から大和卑弥呼の時代を経て、律令国家王権へ、そしてその変容に伴う島津・奥州などの地方の実力者たちへ。中国は漢から唐、宋へ。そして半島は百済・新羅・高句麗の鼎立から新羅による統一、そしてそ …続きを読む2016年03月05日4人がナイス!しています