• 小室さんが描く21世紀のCAROL。木根CAROLを踏まえてはいるけれど、ファンタジーど真ん中の前作とは大きく異なる。静寂を含めた音（音楽）を軸に、SNSや共有というキィワードをまぶした物語は10人もの登場人物の個の 小室さんが描く21世紀のCAROL。木根CAROLを踏まえてはいるけれど、ファンタジーど真ん中の前作とは大きく異なる。静寂を含めた音（音楽）を軸に、SNSや共有というキィワードをまぶした物語は10人もの登場人物の個の視点、時には俯瞰した視点の文章となり、正直わかりやすいとは言えない。が、ガボール・スクリーン、CAROL MUE、4月21日、などの単語が出てくるだけでテンションが上がる。全体に漂う小室さんの考え方や音楽観に改めて、世間的なデジタルの印象より「ナマ」の世界を愛する人だなぁという思いを強くした。 …続きを読む
  九月猫

  2014年12月27日
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• 小説として捉えず、てっちゃんの思いを受け止めるつもりで読んだ。お話として面白いかと言うと、そういうことでもないので、ファンでなければ読んでも意味わからないと思う(^^;;所々に出てくるフレーズはラジオで言 小説として捉えず、てっちゃんの思いを受け止めるつもりで読んだ。お話として面白いかと言うと、そういうことでもないので、ファンでなければ読んでも意味わからないと思う(^^;;所々に出てくるフレーズはラジオで言ってたことやアルバムの歌詞にも繋がるところもあって、ステージも含めての大きな枠組みで受け止めました。 …続きを読む
  のり

  2014年11月30日
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• この本単独で成立する「小説」の体は成していないので、木根さんのCAROLの続編として読むと面食らうかも。どちらかというとTM NETWORKツアーの副読本的な。ツアーパンフにこの本の言葉が散りばめられていたらとても この本単独で成立する「小説」の体は成していないので、木根さんのCAROLの続編として読むと面食らうかも。どちらかというとTM NETWORKツアーの副読本的な。ツアーパンフにこの本の言葉が散りばめられていたらとても似合いそう。30THツアーに参加する人にとってはライブとリンクする部分が多々あるのでは。バトン型ガジェット、CAROLの存在、横須賀と福島、そしてTRADE WIND。小室先生の音楽観が垣間見れて、こんな世界を見ているのかと感銘を受けた。やはり普通のミュージシャンを超越した感性をお持ちなんだなと …続きを読む
  yosso

  2014年11月29日
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