赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。

赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年12月25日
判型:
文庫判
ISBN:
9784840126250
label

赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。

  • 著者 赤塚 不二夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年12月25日
判型:
文庫判
ISBN:
9784840126250

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 赤塚不二夫の魅力の詰まった対談集。頑固なところや、いやそれ言っちゃダメでしょ(アメリカ帰れとか)もありつつ、人のやらないことをやるということを突き詰めた姿勢や可愛いらしさを強く感じる。タモリとの対談を読 赤塚不二夫の魅力の詰まった対談集。頑固なところや、いやそれ言っちゃダメでしょ(アメリカ帰れとか)もありつつ、人のやらないことをやるということを突き詰めた姿勢や可愛いらしさを強く感じる。タモリとの対談を読んだ後にあの【弔事】をYouTubeで見たら泣けた。松ちゃんとは初めましてに近いのに、かなり噛み合っていて面白かった。『成るようにしか、成らない。どん底の時には何をやってもダメ。なぜダメかを考えながら黙って過ごす。成るように成れ。無理をせず自分なりにナチュラルでいろ』そして不条理と不安定は確かに違うよな。 …続きを読む
    麦踏
    2017年03月26日
    19人がナイス!しています
  • 異常な豪華さを誇る対談集。タモリ、北野武、松本人志、立川談志と来たら読むしかなかった。特に談志の哲学が素晴らしい。「共同価値観が持てない人間が発想するものを、他者に肯定させた時に芸術が生まれる」P119 異常な豪華さを誇る対談集。タモリ、北野武、松本人志、立川談志と来たら読むしかなかった。特に談志の哲学が素晴らしい。「共同価値観が持てない人間が発想するものを、他者に肯定させた時に芸術が生まれる」P119 タモリとの対談は仲の良い感じが活字から伝わってきて頬が緩む。しかし対談の最後に、タモリが「あんたのとこの葬式もメチャクチャだろうからなぁ。……楽しませてもらうよ。」と締めているのが、今となってはなんとも切ない。お笑い好きとしては、とにかく読まなければならない一冊だった。 …続きを読む
    青春パッカパカス
    2014年01月29日
    18人がナイス!しています
  • 小学生の時に「おそ松くん」にのめり込み「天才バカボン」でナンセンスに目覚めさせてくれた赤塚不二夫。その破天荒さで私には早くから無視できない存在となった。そんな赤塚が死の病の中で敢行した対談集。中でもタ 小学生の時に「おそ松くん」にのめり込み「天才バカボン」でナンセンスに目覚めさせてくれた赤塚不二夫。その破天荒さで私には早くから無視できない存在となった。そんな赤塚が死の病の中で敢行した対談集。中でもタモリとは出色だ。北野武には赤塚へのリスペクトを感じる。だがさすがの赤塚も談志相手では口数少ないのが笑える。写真家荒木経惟に至っては禁止用語だらけ。よく発禁にならなかったものだ。赤塚不二夫が世を去って17年。その度外れたナンセンスは今も色褪せない。山下洋輔や筒井康隆との対談も実現していればなあ。それが残念。 …続きを読む
    おとん707
    2025年06月22日
    15人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品