オキーフの家

オキーフの家

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年02月14日
判型:
B4変形判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840107112

オキーフの家

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年02月14日
判型:
B4変形判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840107112

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「オキーフの家」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『私には逃避という感覚はない。ただ歩き続け、前に進んでるの』ニューメキシコ州。アドービで孤高の晩年を送ったオキーフ。彼女の絵の静謐さと簡素さ圧倒的な存在感はまさにこの家そのもの。地球の本質そのものだと 『私には逃避という感覚はない。ただ歩き続け、前に進んでるの』ニューメキシコ州。アドービで孤高の晩年を送ったオキーフ。彼女の絵の静謐さと簡素さ圧倒的な存在感はまさにこの家そのもの。地球の本質そのものだと知る。オキーフの目になってアドービの生活を紹介する文章がとても素敵。江國さんの訳で一層輝きを増す。丁度、村上さんの「世界の終り~」を読んだところ。そこは溢れる光と生命力。自然に淘汰された頭蓋骨(記憶)が横たわる。あるがまま。まるで世界の終りのような場所。名前を手放し、ただ在ることを求めた彼女の生き方が魅力的。 …続きを読む
    紅香@新刊購入まで積読消化あと5冊⭐︎
    2013年10月22日
    21人がナイス!しています
  • 図書館本。パラパラと写真を眺める。以前、『ジョージア・オキーフとふたつの家  ゴースト・ランチとアビキュー』でもジョージア・オキーフの作品と住まいを見て、またその雰囲気を味わいたくなったので。余分なも 図書館本。パラパラと写真を眺める。以前、『ジョージア・オキーフとふたつの家  ゴースト・ランチとアビキュー』でもジョージア・オキーフの作品と住まいを見て、またその雰囲気を味わいたくなったので。余分なものは一切ない。「孤独のもたらす平安が必要だったのだ」。心のままに生きるために。こだわり抜かれた、あるべきもの(自然界から見つけてきた骨や石や棒切れ)がピタリと、収まるべきところに収まっている美しさ。「自分の気持ちにだけ従う」という姿勢が人柄だけではなく、家にも作品にも表れているような気がして、とても惹かれる。 …続きを読む
    Shoko
    2024年02月26日
    20人がナイス!しています
  • ★★★★★ 「魂の邪魔をせず、横から光を当てるように」撮られたオキーフと家。彼女は生活にも絵と同じ、理想とする美しさ「調和・均整・簡素・優雅」を求めていたのだろうと思う。一見、簡素と優雅は相反する条件で ★★★★★ 「魂の邪魔をせず、横から光を当てるように」撮られたオキーフと家。彼女は生活にも絵と同じ、理想とする美しさ「調和・均整・簡素・優雅」を求めていたのだろうと思う。一見、簡素と優雅は相反する条件であるような気がするのだが、そんなことは無い。使い古した道具も、彼女の皺同様に実質簡素なものだが、物凄く優雅なのだ。手で造ること、こだわりを持つこと、自然と調和すること。生活はその人の生きる姿勢だと僕は思う。 …続きを読む
    Roy
    2009年06月22日
    18人がナイス!しています

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