歴史の中の遊女・被差別民

歴史の中の遊女・被差別民

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年04月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784404040015
label

歴史の中の遊女・被差別民

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年04月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784404040015
被差別民の歴史とともにふりかえり、遊女の歴史的“変遷”とその実情を多角的に検証することにより、真の姿に迫る。五木寛之・沖浦和光・朝倉喬司三氏の座談も収録。 被差別民の歴史とともにふりかえり、遊女の歴史的“変遷”とその実情を多角的に検証することにより、真の姿に迫る。五木寛之・沖浦和光・朝倉喬司三氏の座談も収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歴史の中の遊女・被差別民」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タイトルに偽りあり、とまではいかないものの、タイトルと内容が一致していないような。遊女の話題も被差別民の話題も出てくるのですが、内容は「日本の性風俗史」といったところが正確でしょうね。座談会+全十章か タイトルに偽りあり、とまではいかないものの、タイトルと内容が一致していないような。遊女の話題も被差別民の話題も出てくるのですが、内容は「日本の性風俗史」といったところが正確でしょうね。座談会+全十章からなる論考は切り口も題材もさまざまでして、地方の性風俗あり、古代の「遊行女婦」の変遷あり、売春禁止による赤線跡地のレポートあり、あっちからこっちへ飛びつつ日本史上の性風俗を論じます。日本人の性欲は外国人よりも弱く、禁忌を犯しているという感覚がないとワクワクできないなんて発言も出てきて面白く読めました。星4つ。 …続きを読む
    2020年03月08日
    5人がナイス!しています
  • 『別冊歴史読本』の再編集文庫本化。遊女・被差別民の歴史を時系列に述べたのではなく座談会とか現地ルポとかいくつかのテーマに沿って話が進んでいく。本書に掲載されたテーマの数は11、著者も11人となっている。話 『別冊歴史読本』の再編集文庫本化。遊女・被差別民の歴史を時系列に述べたのではなく座談会とか現地ルポとかいくつかのテーマに沿って話が進んでいく。本書に掲載されたテーマの数は11、著者も11人となっている。話があっちこっちに飛ぶので内容に集中できなかった。 …続きを読む
    桑畑みの吉
    2019年09月09日
    3人がナイス!しています
  • 大学時代、『監視社会イギリスにみる人種差別』と題する卒業論文を書いて以来、“差別”は関心事の一つである。海外の例を挙げたり歴史を繙いたりするまでもなく、それは日常、さらには自分の心の中に存在するものだ。 大学時代、『監視社会イギリスにみる人種差別』と題する卒業論文を書いて以来、“差別”は関心事の一つである。海外の例を挙げたり歴史を繙いたりするまでもなく、それは日常、さらには自分の心の中に存在するものだ。この本は題名の通り、遊女や被差別民の歴史に焦点を当てたものだが、今に通じる日本独特の文化や日本人特有のメンタリティが垣間見え、なかなか興味深い内容である。 …続きを読む
    Mitz
    2011年11月25日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品